合格率3%の狭き門…JLPGA最終プロテストがあす開幕 最終予選会に出場する106人、注目選手は?

あすの開幕を控え、練習グリーンで調整する選手たち(撮影:福田文平)

<JLPGA最終プロテスト 事前情報◇3日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6464ヤード・パー72>

29日から、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテストが岡山県・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で行われる。夏に始まった1次予選会出場者から数えると“合格率3%”とも言われる狭き門。最終予選会で上位20位タイまでに入れば、ツアープロの道を歩み始めることができる。

最終プロテストに出場するのは106人。

日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームに所属する選手からは新地真美夏(しんち・まみか)、鳥居さくら、藤本愛菜、長澤愛羅(あいら)、高岸鈴(りん)がエントリー。鳥居は昨年の「日本女子アマ」を制している逸材。合格のリベンジを目指す。

日本女子アマ覇者・中澤瑠来(るな)、「日本女子ジュニア」覇者の吉崎マーナ、「日本女子学生」を制した佐々木史奈といった、今年のアマタイトルホルダーも挑戦。さらに、米国女子下部エプソン・ツアーを主戦場に戦った選手たちも。谷田侑里香、深谷琴乃は過酷とも言われるツアーを転戦しながら、このプロテストの予選会も勝ち抜いてきた。

昨年男子ツアーのQTを突破しツアーメンバー入りを果たした寺西飛香留、日中共催の下部ステップ・アップ・ツアー「Mitsubishi Electric Automation Women's Open」を制したジ・ユアイ(中国)らの注目選手も名を連ねる。

競技は4日間、72ホールのストロークプレーで行われる。上位20位タイまでが合格。トップ合格者にはQTファイナルステージの出場資格が付与される。