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「うまくいかなかった」 大会3勝のタイガー・ウッズが138位と出遅れ
タイガー・ウッズは苦戦を強いられた(撮影:GettyImages)
<全英オープン 初日◇18日◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385ヤード・パー71>
大会3勝のタイガー・ウッズ(米国)は2バーディ・6ボギー・2ダブルボギーの「79」を叩き、138位タイと大きく出遅れた。
8年ぶりに戻ってきたロイヤルトゥルーンGCだが、タイガーはこれで3度目の挑戦。1997年大会では24位タイ、2004年大会では9位タイの成績を残す。雨まじりの強い風が吹いた初日は多くの選手が翻ろうされる中、タイガーもその例外ではなく「うまくいかなかった」と悔しさをにじませる。
21年2月の交通事故で大けがを負ったが今季はメジャー4戦を含めこれで5戦目。「今年の初めに比べると体調はずっとよくなった」とコメント。「昨年末はあまりプレーができなかったが、時が経つにつれて、上達したと思う。もう少しプレーできればよかったが、何か大きなことをして、脱落してしまうかもしれないので、メジャー大会のためにプレーを温存してきた」。
あくまでメジャーに照準を合わせてきたタイガーだが、「3番ホールでパットが入ったけど、初日は3パットが3回あったと思う。アイアンショットも近づかなかったし、チャンスがつくれなかった」とショット、グリーン上とともに精彩を欠いた。決勝進出へ早くも厳しい状況に置かれ「週末へ行くために60台半ばのスコアを出す必要がある」と2日目は巻き返しを図る。
最後に、「今年の初めにはもう少しプレーできると思ってたけど少し楽観的すぎた。ジムでもっとトレーニングして、これまでと同じように進歩し続けなければならない」。復活Vに向けて、タイガーの歩みは止まらない。
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