物価高のあおりを受け、ゴルフ場のプレーフィも値上がりしている現状。好きなゴルフを楽しむために、少しでも安いコースを見つけてラウンド回数を維持するか、メンテナンスの行き届いたコースで一回のプレーを充実させるか。あなたは料金とメンテナンスのどちらを重視していますか？ アマチュアの二人に話を聞いた。
「コース予約は料金で検索。グリーン状態にこだわりなし！」なので、コース選びは料金重視と答えたのは、山浦良徳さん。
「最近はネット予約でコースを探すことがほとんどなのですが、基本的にはそのときの予算に合わせて、検索条件の最初に“〇〇円”と入力してコースを探しています。それこそ、大学生の頃などは5,000円くらいでラウンドしていましたから、多少、グリーンが荒れていたり、ディボット跡などが修復されていないコースであっても、あまり気にしないですね（笑）」
「逆に、完璧にメンテナンスされたトーナメントコースとかをプレーすると、格式が高すぎて意味もなく緊張してしまうので、あまり楽しくラウンドできないんですよね。それなら、アメリカンスタイルで、ラフな感じの雰囲気のゴルフ場を平日8,000円くらいで仲間とプレーしていたほうが楽しいです」
一方、ゴルフ場はメンテナンス重視派の意見は？ 「試合でよい結果を出したいので、競技レベルのコースがいい」と答えたのは、大谷秀雄さん。
「ゴルフで目標にしているのは月例の競技会や、パブリック選手権の予選、県アマなどでよい結果を出すことです。そのためにも、日ごろからプレーするコースのメンテナンスは重視しています。プロのトーナメントコースとまではいかなくても、グリーンも速くて、バンカーの砂も深く、ラフも長くて、アマチュアの競技レベルに達しているメンテナンスのコースを選んでいます」
「最近は、打ちっ放しの練習場にはほとんど行かなくなっていて、“日頃のラウンド＝競技の練習ラウンド”という意識でやっているので、あまり遅いグリーンのコースには行かないです。安さだけでコースを選ぶと、せっかく18ホールを回っても無駄になるのが嫌ですね」
さて、あなたはどっち派ですか？
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