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韓国の“えくぼ王子”ソン・ヨンハンがショットメーカー1位 安定したゴルフで賞金ランク4位に【2023年スタッツ振り返り】

パーオン率で1位を記録したソン・ヨンハン(撮影:岩本芳弘)

2023年シーズンの国内男子ツアーは全26試合が終了。そんな1年をスタッツで振り返り、今年活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『パーオン率』で1位を獲ったソン・ヨンハン(韓国)だ。

同部門はパーオンをする率(パー4での1オン、パー5での2オンを含む)を表したもの。1位を獲得したヨンハンは『74.291%』だった。今季24試合に出場し23試合で予選を通過。1度の優勝と5度の2位を含むトップ10に9回入り、賞金ランキング4位でシーズンを終えている。

そんなヨンハンのスタッツを紐解いてみると、パーオンホールの平均パットは58位(1.7747)だったのにも関わらず、バーディ率は11位(4.117)と高い。つまり、それだけ多くのチャンスを作り出したことになる。

また、パーキープ率は2位(90.130%)とリカバリー率も2位(69.425%)と高いディフェンス力が光り、平均ストロークでも4位(70.040%)と上位にランクイン。卓越したアプローチ技術があるからこそ、ボギーを怖れず積極的にピンを狙うことができたと言い換えることもできる。

パーオン率で2位に入ったのは金谷拓実の72.953%で、3位には稲森佑貴の72.901%が続いた。金谷は飛んで曲がらないティショットの指標となるトータルドライビングで1位、稲森はフェアウェイキープ率で8季連続の1位となっており、ショット力の高い選手たちが上位を占めるかたちとなった。

【2023年パーオン率 トップ10】
1位:ソン・ヨンハン(74.291%)
2位:金谷拓実(72.953%)
3位:稲森佑貴(72.901%)
4位:中島啓太(72.593%)
5位:蟬川泰果(71.631%)
6位:今平周吾(70.817%)
7位:重永亜斗夢(69.829%)
8位:大堀裕次郎(69.775%)
9位:長野泰雅(69.703%)
10位:石川遼(69.144%)

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