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「アウトとインがジキルとハイド」ハーフで趣向が違う二面性を持つコースは初心者も上級者も楽しめる

写真上が飯能くすの樹カントリー倶楽部アウト1番、フェアウェイが広く豪快にティショットを打てる。下はイン16番で、やや右ドッグレッグでアイアンやUTで刻むほうがベター

戦略性が高くテクニカル、豪華で接待向き、初心者にやさしいなど、ゴルフ場は18ホールを通じて一貫したコンセプトで設計されていることが多い。しかし、そんなセオリーを覆しアウトとインでまるで違う顔を見せる、ジキルとハイドのようなゴルフ場が存在する。今回は、そんな二面性が魅力の飯能くすの樹カントリー倶楽部を紹介する。

同倶楽部の営業·予約担当の青山颯一郎さんに、ハーフでコンセプトが異なる場合の面白さについて聞いてみた。
 
「やはり9ホールでコースの趣向が大きく変わるため飽きにくく、ビギナーから上級者まで楽しめるのが魅力だと思います。当ゴルフ場では、アウトはフェアウェイが広いホールが多く、ティショットを気持ち良く打ちながらプレーできます。一方、インは戦略性が高く、スコアメイクには緻密なコースマネジメントと正確なショットが要求されます。特にティショットの落し所は鍵になると思います」
 
飯能くすの樹カントリー倶楽部は、アウトは爽快にプレーしインは緻密に攻めるというメリハリが利いたコース。それがレベルを問わず楽しめる要因になっているという。
 
「明確にコンセプトが分かれているため、1ラウンドで2度美味しい〝一度に違うゴルフ場でプレーしているような気分〞も味わえます。また、アウトとインどちらのスタートを選ぶかでも戦略が変わるため、楽しみ方の幅も広がると思います」
 
なるほど。1ラウンドなのに、2つのゴルフ場でプレーしたようなお得な気分になれる……まさに二面性を持つゴルフ場ならではの醍醐味かもしれない。

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