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R・マキロイのベタピンショットにJ・ラームが応酬! ハイレベルな今季最終戦から目が離せない!

初日同組で回ったローリー・マキロイとジョン・ラーム(撮影:GettyImages)

米国男子ツアー最終戦「ツアー選手権」の初日が終了。初日を同組で回ったローリー・マキロイ(北アイルランド)とジョン・ラーム(スペイン)のベタピンショット映像が、米国男子ツアー公式インスタグラムで公開された。

今大会は「BMW選手権」終了時点のフェデックスカップランキングの順位に応じて、スタート時のハンディが変わるレギュレーション。同ランキング3位のマキロイは7アンダーから、4位のラームは6アンダーから初日をスタートした。

米国男子ツアー公式インスタグラムで公開された映像は、10番パー4での2人のショット。マキロイはトレーニング中に腰を痛めて今大会に臨んでおり、前半を2ボギーで終え巻き返したい状況。一方のラームは2番でボギーが先行したものの、そこから3バーディを奪って波に乗っているタイミングだった。

マキロイはティショットで腰をかばうように右手を離し、苦悶の表情を浮かべる。しかし、表情とは裏腹にボールは真っすぐと飛び、319ヤード先のフェアウェイ右サイドをとらえた。ラームも同じく右手を離したが、こちらはミスショット。右のラフへ飛び、木が邪魔でパーオンを狙える状況ではなく、出すだけとなってしまった。

そして動画に映るマキロイとラームのショットへ。マキロイのボールはピンの1メートルほど手前に着弾して前に少し転がり、60センチにつけるナイスショット。それを見ていたラームは、いい流れを断ち切るまいとマキロイの内側、20センチにつけるスーパーショットを見せた。

マキロイは初日を「70」で終えトータル7アンダー。ラームは痛恨の3連続ボギーを叩くも「69」と1つスコアを伸ばして、マキロイと並んでいる。フェデックスカップランキング上位30名のみが出場できる大会とあって、普段の試合よりもさらにハイレベルな攻防が繰り広げられている。今季最後の勝利、そして年間王者の行方がどうなるか見逃せない。

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