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軽量・ソフト・超幅広!ミズノ『ネクスライト エナジー』、8月上旬デビュー【履いてみた】

ミズノ『NEXLITE ENERZY BOA』が8月上旬デビュー

ミズノから、新作シューズのアナウンス。「7月22日(月)より情報公開、先行予約販売開始となったミズノの新シューズ『NEXLITE ENERZY(ネクスライト エナジー)』についてご案内いたします。シンプルなデザインに、総合スポーツ用品メーカーとして培ってきた機能性が搭載されています」と、同社。

■柔らかく・軽量・幅広4E
 
「商品の特徴は大きく3つあり、【1】つめが、柔らかさと反発性を兼ね備えた高反発素材『MIZUNO ENERZY』(ミズノエナジー)を採用したこと。【2】つめは、優れたクッション性と約270g(25.0cm片足)の軽量性が、18ホールを歩くゴルファーの足元をサポートします。【3】つめは、幅広設計(4E)で柔らかい人工皮革『クラリーノ』でゆったり、柔らかな履き心地を実現したことになります」(同社広報)
 
記者は直近で別メーカーのシューズフィッティングを受けた際「中々ここまで(問題のある)の足は見たことがない」とフィッターが驚くほどの幅広・甲高・扁平足で、合うシューズが歴20年でほぼ見つからなかったタイプ。ミズノに現物を見せてもらった際に足入れさせて貰うと、その柔らかさと軽さに衝撃を受けた。履き心地がソフトで軽い普段履きのスニーカーに近く、思わず「ゴルフ場で試したい」と試履きをリクエストした。
 
■エナジーリターン15%増で後半に強い
 
アッパーに使われているクラリーノ素材の「柔らかさ」に加え、4E相当の幅広設計にて、記者の超幅広・甲高な足でも足入れ時に「快適」だったのは当然かもしれない。だが、電車通勤の帰宅時にためしに履いて帰ってみると、さすがにソールがしっかりし過ぎて、スニーカー級に快適とは言えず。硬いアスファルトで歩くとなると、スパイクレスでも厳しいのは当然か。
 
が、ラウンドで使用すると「2年ほど履き慣らした靴」のようなフィット感で、何の問題もなかった。特に、エナジーリターンが15%もアップしたミッドソールの「ミズノエナジー」が優秀なのか、コースで歩く際には、どんどん足を前に出してくれる。270g強の軽さもあって疲れも感じず、後半に久々の30台を記録するなど、猛暑のラウンド後もダメージが極めて少なかった。
 
■実は2日前に別シューズで疲れていた
 
記者のリクエストに到着が間に合わなかったのだが、実はこの『ネクスライト エナジー』を試した2日前にも試打ラウンドしており、そこではフィッティングしてもらった別メーカーの本格的ゴルフシューズの新作を初体験。アッパーもソールもミズノよりしっかりでショット面は良かったものの、正直、歩行でかなり疲れを感じていた
 
その2日前のダメージが残っていたため、ミズノ『ネクスライト エナジー』の印象が余計に良かったのかもしれない。最初はソールのトラクションの低さから「滑らないかな…」と不安だったが当日は滑りも皆無で、帰宅時の街履きで硬く感じたソールもコースでは快適なことこの上なかった。
 
ゴルフシューズは足型に合うことが大事なのは言うまでもないが、特に幅広・甲高・扁平足で、運動不足で後半に弱い人には試履きを強く勧めたい。記者が試したBOA付きモデル(3色/税込17,600円)が8月上旬発売予定で、靴ひもモデル(2色/税込14,850円)は9月上旬に発売される。(編集部M・K)

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