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山本薫里は世界のレジェンド上回る2位に自信 次戦はステップ出場「体とお金が続く限り挑戦したい」

山本薫里は自信を胸に主戦場に戻る(写真:USGA提供)

<全米シニア女子オープン 最終日◇4日◇フォックス・チャペルGC(米ペンシルベニア州)◇5689ヤード・パー71>

初日から首位を守り5打のリードを持って迎えた最終日だったが、最後は「64」を叩き出したリタ・リンドレー(米国)にかわされた。山本薫里は終盤の17、18番の連続バーディでトータル7アンダーまで戻す意地を見せたが、ビッグタイトル獲得には2打及ばず単独2位に終わった。

だがラウンド後は「ずっとトップだったので優勝したかったですけど、伸ばせなかったきょうのゴルフを思うと、2位で上出来です」とサバサバした様子。日本からは『頑張ってね!』、『優勝を持って帰ってきてね!』などたくさんの激励のメッセージが届き、その思いも背負って戦い切った。

現在は下部のステップ・アップ・ツアー、そして45歳以上のプロが出場するレジェンズツアーを主戦場にしている。次戦は今月22日開幕のステップ「山陰ご縁むす美レディース」(鳥取・大山平原GC)になるが、「自信がつきました。きょうの自信を持って戦いたいと思います」と、そこにも前向きに臨むことができそうだ。

「大舞台で単独2位の結果だったので、自信を持って。体とお金が続く限り挑戦したいと思います」。日本のレギュラーツアーでは未勝利だった50歳の伏兵が、4位だったアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、6位のジュリ・インクスター(米国)らレジェンドをもしのぐ活躍で、女子のシニア世界一決定戦を盛り上げた。

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