美人プロ・井上莉花が久しぶりにイベント登場!「ラウンド時の緊張をなくすことは無理……」とアマチュアに金言アドバイス
3月28日にロッテ葛西ゴルフ(東京都)で行われたイベント『LOTTE KASAI SAKURA TEE Fes23』に美人プロゴルファー・井上莉花が登場。イベントは練習場の一部を貸し切り、打席の天井を桜が装飾、ピンク色のライトアップによって夜桜を見ているかのような空間の中で催された。
「このようなイベントに参加することが久しぶりでとても楽しいです。雰囲気がすごくいいですよね! トップトレーサーを使って、参加者全員で一斉にニアピン対決やホールインワンチャレンジをしたり、すごい楽しかったです。ラウンドワンのボーリングのゲームみたいな(笑)」と、井上。
イベント参加者との交流もあった。「あまり長く話すことはできなかったのですが、ゲームで負けちゃったときにそのお客さんにサインボールを渡したら、ほんと、ものすごく喜んでくださって。こんなに喜んでくれると思っていなかったので、すごく嬉しかったです。こういったイベントでゴルファーの皆さんと関われるのは嬉しいですし楽しいですね」と、笑顔で話した。
国内女子ツアーの出場経験もある井上。試合のときはかなり緊張したという。その対策について聞くと「緊張を完全に解くことは無理だし、難しい。なので、まずは緊張したときに自分はどんなタイプなのか、ラウンドのときに対策できることを見つけて、緊張した状態でもできる動きを探したほうがいいです。それには経験というか、緊張する機会が必要になりますね」と、答えた。
さらに「あとは気持ちの持ち方です。うまく打とうとかプレッシャーを与えると緊張が増してしまうので、あえて1ホール目は期待しないようにすること。どこいってもいいや! って開き直ってもいいんです。次、打てるところにあればいいな~みたいな。自分を追い込まないようにしてリラックスした状態をつくることも、緊張対策になると思います」と、続けた。
最後に飛距離を伸ばすコツを聞いてみると、「地面反力です。それによって遠心力をすごい使えて、飛ばしにつながります。切り返しで地面を踏み、そこから重いものを足で持ち上げるような動きです。私は昔から自然と地面反力が強かったんですが、スクワットでいつもより重量のあるものを上げられたときは飛距離がでていたし、上がらないときは飛ばない。つまり、地面を踏む力で重いものを上げる意識が大事です」と、教えてくれた。
■井上莉花
1993年11月24日生まれ、茨城県出身。父親の影響で10歳からゴルフをはじめる。岩瀬日本大学高校を卒業。高校卒業後は宍戸ヒルズCCで研修生をしたのち、2014年のQTで単年登録しプロ転向を果たした。USGTFティーチング資格を取得しており、レッスンやゴルフメディアに出演しゴルフの魅力を伝えている。
YouTubeで「井上莉花Stance TV.」を開設。チャンネル登録者数は6万人超え。インスタグラムのフォロワー数は10万人超えと人気急上昇中。“茨城弁縛りラウンド”や“女子プロ、男子プロとの対決ラウンド”、さまざまなコラボ動画を配信して盛り上がっている。昨年からはJLPGAのティーチングプロフェッショナルA級の資格も取りはじめている。
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