欧州ツアー初優勝の久常涼 パリオリンピック出場圏内に浮上!

欧州ツアー優勝を挙げた久常涼がオリンピック出場圏内に浮上(撮影:GettyImages)

9月21~24日の「カズー・フランスオープン」で、DPワールド(欧州)ツアー初優勝を果たした久常涼。ワールドランキングで65人抜きとなる101位にジャンプアップしたが、これに伴いパリオリンピックの出場圏内にも浮上した。

オリンピックの出場枠は男女ともに60人で、世界ランキングを利用してIGF(世界ゴルフ連盟)がオリンピックゴルフランキングを作成。具体的には世界ランキング上位15人の選手が自動的に出場資格を獲得するが、同じ国からは4人までの制限。そして、トップ15以降の選手は世界ランキングに基づいて資格が与えられ、15位以内に2人以上のプレーヤーがいない国からは、最大2人の選手が資格を得ることが可能だ。
 
IGFが更新した最新のオリンピックランキングでは、松山英樹が日本勢一番手の19位で、久常は一気に37位へと順位を上げた。リザーブリストの最上位は中島啓太。
 
女子の日本勢一番手は16位の畑岡奈紗で、二番手が20位の古江彩佳。リザーブリストの最上位は山下美夢有となっている。
 
2024年パリ五輪のゴルフ競技日程は男子が8月1日(木)~4日(日)、女子が8月7日(水)~10日(土)で、会場はパリ郊外のル・ゴルフ・ナショナル。選手は男子が2024年6月17日時点、女子は6月24日時点のオリンピックゴルフランキングでそれぞれ決定する。

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