
ウェッジ部門のランキングでは上位に大きな変動はなく、『SM10』が1位、『クリーブランド RTZ』が2位と。新モデルでは9月5日に発売されたキャロウェイの『オーパスSP』が8位。このウェッジは石川遼、河本力、青木香奈子が使っているだけでなく、ジョン・ラーム(スペイン)やキム・シウ(韓国)など海外の実力者もバッグに入れている。店頭での注目度や売れ行きについてPGAツアースーパーストアつくば学園東大通り店の谷合信俊さんに話を聞いた。
「評価が高くて、試打をした人からも『前作よりもスピン性能が高い』『フェースに乗っている』『食いつき感が増した』という声があります。ただし、ウェッジはボーケイが圧倒的に強くて、次にクリーブランド、フォーティーンが続いている。なかなか他のメーカーには厳しい状況です」
9月に入ってからはアイアンとウェッジをまとめて購入する人も多いそうだ。
「タイトリストは『Tシリーズ』のアイアンが好調に売れていて、アイアンを購入するときに一緒に『SM10』を購入している人が多いです。その結果、ますます『SM10』の売り上げが伸びています」
女子ツアーでは、青木香奈子が『OPUS SP』を供給された途端に即投入。「めちゃくちゃいいです。48、52、58度の3本とももう替えちゃいました。ウェッジはスピンと58度の開きやすさを重視してます。58度のグリーン周りでスピンが一番違うなと思います」と絶賛していた。
谷合さんは「接客していても『OPUS』の知名度は上がっているので、これからの伸び代に期待したいです」と答えていた。
【ウェッジ売り上げランキング トップ3】
1位 ボーケイ SM10
2位 クリーブランド RTZ
3位 ボーケイ フォージド
※データ提供:矢野経済研究所、9月8日~9月14日のデータ
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