『トラス』や『TRI-BEAM』の“▲ネック”じゃなく、フェース自体が▲! キャスコ『Red9/9 DELTA FACE』が爆誕
▲ネックのパターと言えば、テーラーメイドの『トラス』があまりに有名だが、今年オデッセイが『TRI-BEAM』で追随。そして、▲ネックではなく、フェース自体を▲にする独自提案で10月6日に発売するのが、キャスコの“アカパタ”こと『Red9/9 DELTA FACE』だ。軽いアルミ合金のジュラルミンフェースはテーラーメイドやオデッセイと明らかに違う。この点を、すかさず性能面に活かしたと言えるだろうか。
「フェースとネックが一体となった【DELTA FACE】を新開発した理由は、シャフトが直接フェースに刺さっているため、ネックがあるよりフィーリングが直接伝わるから。ブレードの厚みは打点部が14㍉、シャフト挿入部が13㍉と前作より薄く、よりフィーリングが伝わる設計となっています。【DELTA FACE】はフェース部分が三角形になっているため、オフセンターヒット時のヘッドのブレにも強くなっています。
また、比重の軽いジュラルミン(比重2.8g/cm3)と、比重の重いステンレス(比重7.9g/cm3)の異素材を組み合わせたヘッド構造で、バッグ側に重量を配置する【white back 構造】を継承して重心深度を深くし、ストロークが安定します。センターシャフトと相性が良いロフト1.5°を採用して順回転がかかりやすく、シリーズで初めてスチールシャフトを採用し、より打感を手に感じられるようになりました」(同社広報)
▲フェースの採用が目立つが、シャフト延長軸線がヘッドのセンターを通過するセンターシャフトとなる。ヘッド形状は角張ったマレットの『DF-016』と、丸いファジーな形状のマレット『DF-017』の2種類を用意しており、いずれもセンターシャフト。トウやヒールに打点が外れるとブレがちなセンターシャフトの弱点を、▲フェースと深重心で補う形となり、税込価格はいずれも70,400円。
削り出しとフェースの溝でダイレクト打感が特徴のテーラーメイド『TP Reserveトラス』(税込66,000円)や、インサート入りのオデッセイ『TRI-BEAM』に9月22日に追加の『CS』4機種(同42,900円)より遥かに強気な価格設定だが、「▲ネックよりも▲フェースでアップデートされている」と考えると、納得するしかない!?
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