1カ月ぶりに米ツアー出場の畑岡奈紗 オフ期間にはスイング調整をかさねて勝負に挑む
<ビュイックLPGA上海 事前情報◇11日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>
米国女子ツアーのアジアシリーズ4試合は、中国の上海にて「ビュイックLPGA上海」からスタート。先月2週目終了時のポイントランキング上位選手と地元の推薦選手ら81人が参戦。日本勢は4人が出場する。
約1カ月ぶりの米ツアー参戦となる畑岡奈紗は、大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「そうですね、久しぶりに日本に帰ってゆっくりできましたし、練習もトレーニングもできたので良かったと思います」と、充実したオフを過ごしたことを報告。ここ上海での試合は2019年以来の出場となるが、「4年ぶりにここに戻ってきて、コースの印象は距離が長い所があったりグリーンのアンジュレーションも凄くあるので、難しいなという印象です」。コースに対して警戒を強める畑岡だが、オフには「思うようにいかなかった」というスイングにフォーカスして調整を重ねてきた。
「まだちょっとボールが右に、自分の思ったよりいってしまうところがあるんですけど、そこを上手く抑えられればいいかなって思っています」と、100パーセントの仕上がりとはいかない様子も。アンジュレーションが強いコースに対しては「花道が受けているところがあるので、手前のピンに対してはしっかりキャリーを出していかないといけないなと思いますしグリーンも見た目よりも速い所もあるので、そういった所のタッチも大事になってくると思います」。アイアンの距離感、パッティングを攻略のポイントにあげた。
さらに、キーホールとしてあげたのが「パー5でしっかり獲っていく(バーディ)こと」が重要と話した畑岡。明日開幕をむかえるアジアシリーズの第1戦。「ここからラストスパートで、今年は私が出る試合は5試合になるんですけど、残り少ないですけどまだ今年勝ててないので、しっかり優勝できるように頑張りたいと思います」。米ツアー7勝目へむけ、畑岡が勝負にでる。
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