勝者をたたえる東京五輪メダリスト、戦国時代を予感させた2022年開幕戦【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】
いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。
「悔しいって思いながら(シーズンオフは)練習しました」
22年開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」(3月3日~3月6日、沖縄県・琉球GC)を制したのは、20-21年シーズンでトップ10入り21回、2位が7回ながら優勝はなく、“シルバーコレクター”といわれた西郷真央だった。
最終日をトップと5打差の8位タイでスタートしながら、6バーディ・1ボギーの「67」をマークしての大逆転初V。優勝後に一緒に写真に納まったひとりは、東京五輪銀メダリストで開幕戦は10位タイに終わった稲見萌寧(右)だ。
「同い年前後の選手が強敵ばかり。みんなが強いので、最終的には自分との勝負。周りが落として自分が勝つんじゃなくて、周りも伸ばしているけど、それよりも伸ばして勝つ」と、決意新たに語った稲見。
実は、22年シーズンに21歳103日の史上最年少で年間女王となった山下美夢有(左)も祝福に駆けつけた。ダイキンオーキッドレディスで閲覧数1位の写真は、まさに戦国時代の到来を印象づける1枚だった。
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