大会2勝・畑岡奈紗が目指すスタイル 「ガンガンバーディを取っていきたい」
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 事前情報◇25日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
大会2勝の畑岡奈紗が、開幕を前に中継するWOWOWのインタビューに答えた。2018年には大会レコードのトータル21アンダーでツアー初優勝、21年には通算5勝目を挙げた思い出のコース。「例年に比べるとフェアウェイ、グリーンが柔らかい。特にパー3のティショットはアイアンの上の方に当たって、タテの距離が合いにくい」。いつもと様子が違うコースコンディションに対応するため、この日は午後3時過ぎまで調整を続けた。
前週はカットラインギリギリで決勝ラウンドへ進み、61位タイでフィニッシュ。「1週間のなかでもいろいろ変化があって、そこの対応ができなかった。パッティングを決めきれなかった」と硬いグリーンに苦戦した。今週のグリーンは「重たいですね」と、ピンをデッドに狙うことができればチャンスになる。「ベント(芝)なので、結構イメージはしやすい」と、あとはスピードを合わせていく。
天候も例年に比べて涼しく、この日は霧も出ていた。「(霧は)ここでは覚えがない」と、印象が違うのはコースだけではない。「暑い印象だったんですけど、体が動かしやすいので自分的にはちょうどいいですね」と戦いやすさを感じている。
アジアシリーズ前の最後の試合。「いい成績を残して自信をもって残り少ない試合を戦えれば」と、秋の陣に挑む。大会2勝を挙げたこのコース。「いい印象は多いので、前みたいにガンガンバーディを取っていきたい」と、伸ばしあいを先頭で引っ張りたい。
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