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「しゃべってみたら変わらなかった(笑)」 20歳の同級生、橋本美月は岩井明愛・千怜ツインズと練ラン

久々のラウンドに笑顔!左から岩井明愛、橋本美月、岩井千怜(撮影:佐々木啓)

<資生堂 レディスオープン 事前情報◇27日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6605ヤード・パー72>

「資生堂 レディスオープン」開幕を2日後に控えた27日(火)、今季好調の岩井明愛・千怜のツインズとともに、JGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームをも引っ張るトップアマ橋本美月(東北福祉大3年)が同組で練習ラウンドを回った。

橋本は澁澤莉絵留とともにアウトコースを回ったが、午後は「もともと約束していた」とインコースのみを回る予定の岩井ツインズのふたりに合流。午後1時30分にティオフし、会話を弾ませながら、笑顔が絶えない9ホールのコースチェックになった。

橋本は兵庫県、岩井ツインズは埼玉県出身だが、2002年生まれの同級生。「試合で会って、結構仲良くなりました」(千怜)と、ジュニア時代から交流は深い。高校生のときには一緒に沖縄で合宿をしたが、「そのときの思い出がすごい楽しくて(笑)」と、いまでもそのときの思い出話をするという。

岩井ツインズはおよそ40ヤード辺りに無作為にボールを落としウェッジでピンを狙う、という岩井家流アプローチ練習を毎ホール欠かさないが、これに「そういうのやっていたな~と思い出していました」と橋本も参加。アプローチ対決は明愛が4ポイント、千怜と橋本が2ポイントずつという結果に。これには「いまのふたりを相手に2ポイント獲れるとは(笑)。よかったです」と、素直によろこんだ。

「久々」という同組でのラウンド。いまやトッププロとしてツアーで活躍するふたりを橋本は、「尊敬する部分しかなくて、遠い存在になっちゃったけど」と感じていたが、「しゃべってみたら変わらなかった(笑)。居心地がよくて楽しかったです」とにっこり。岩井ツインズにとっても「同い年と接する機会があまりないので、いろいろ話せてうれしかった。ゴルフ以外できょうは楽しかったですね」と、千怜が話したように、20歳ならではの会話に花を咲かせながら、およそ3時間に及ぶ練ランをあっという間に過ごした。

橋本にとっては、今大会が今季国内女子ツアー2戦目。1月には「オーストラリア女子アマチュア選手権」を制し、うれしい2023年の幕開けとなったが、そこからは苦しい春を過ごしている。「そろそろ予選通過できるように頑張りたい」と意気込む大学3年生。岩井ツインズとともに過ごした練ランを弾みに、この1週間を日曜日の最終日まで駆け抜ける。

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