原英莉花はV争いも一打足らず2位 米下部ツアー日本勢4人目の快挙ならず

原英莉花は惜しくも米下部ツアー初優勝には届かなかった(写真はカセラ・ゴルフ選手権)(撮影:南しずか)

<グレーター・トレドクラシック 最終日◇27日◇ハイランド・メドウズGC(オハイオ州)◇6666ヤード・パー71>

米国女子下部エプソン・ツアーの最終ラウンドが終了した。

初日に「64」をマークし単独首位発進をした原英莉花。2日目は悪天候の影響でサスぺンデットとなり、この日に残り2ホールを消化し「71」でプレー。首位に3打差の2位で迎え、4バーディ・ボギーなしの「67」とスコアを伸ばしたが、トータル11アンダーで今季2度目の2位。一打足らず、惜しくも米下部ツアー初優勝には届かなかった。

次戦以降、日本国籍の選手による米国女子下部ツアーでの優勝をした場合、2002年のリンダ石井以来となる4人目の快挙となる。日本生まれ日本育ちで、中国国籍の森田遥も2015年「シメトラ・クラシック」で優勝を挙げている。

アマチュアのミア・ハモンド(米国)がトータル12アンダーでツアー初優勝。1打差2位タイに原、レン・ユィエ(中国)、アマンダ・ドハーティー(米国)が続いた。