リン・グラントが逃げ切りで米ツアー初V スウェーデン勢として14人目の優勝者に
<Danaオープン 最終日◇16日◇ハイランド・メドウズGC(米オハイオ州)◇6555ヤード・パー71>
米国女子ツアー「Danaオープン」は全日程が終了。6打差の大量リードを持って最終日を迎えた24歳のリン・グラント(スウェーデン)が、「68」をマークしてトータル21アンダーで逃げ切り、米国女子ツアー初優勝を挙げた。
新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種していなかったグラントは米国に入国できず、今季序盤は米ツアーのアジアシリーズや欧州女子ツアーを中心に出場。入国制限が緩和された5月から米本土での試合に参戦を果たすと、4戦目となった今大会で勝利を掴んだ。
グラントは前週「全米オープン」を制したアリセン・コープス(米国)に続く今季6人目の初優勝者に名を連ね、スウェーデン勢としては昨年のマヤ・スターク以来となる14人目の米ツアー優勝者となった。ちなみに、欧州女子ツアーでは通算5勝を挙げている。
3打差のトータル18アンダー・2位には前週の全米女子オープンを制したコープス。トータル15アンダー・3位にリンディ・ダンカン(米国)、トータル14アンダー・4位タイにステファニー・キリアコウ(オーストラリア)、リン・シユ(中国)が入った。前年優勝のガビー・ロペス(メキシコ)はトータル12アンダー・7位タイで大会を終えている。
日本勢は渋野日向子、上原彩子、野村敏京の3人が出場していたが、いずれも予選落ちしている。
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