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上田桃子は興味津々、山内日菜子は即チェンジ! 今秋発売の『セミアスリート』アイアンは名作ぞろい!?

8月に上田桃子が『セミアスリート』の『APEX Ai200』をテスト。スッキリな見た目とミスに強い性能に魅力を感じていた。山内日菜子はシーズン途中にアイアンを『P770』にチェンジ

アイアンの中で絶大な人気を誇るカテゴリーが『セミアスリート』だ。精悍なルックスでツアーモデルのような雰囲気を出しながら、打つとミスに強く、安定した飛距離も出てくれる。今秋に発売される新モデルの多くもそんな性能バランスが最強な『セミアスリート』が主流となっている。

最新『セミアスリート』アイアンを細かく分析していくと、細かな作り込みがされていると分かる。 女子プロも注目する『セミアスリート』アイアンの中身を徹底解剖していこう。

アイアンといえば以前は、打感は良いけど難しい「ツアーモデル」とやさしいけどボテッとした「アベレージモデル」の2タイプがほとんどだった。しかし最近では、スッキリした見た目と狙った距離をやさしく飛ばせる性能を持った『セミアスリート』が増え、人気となっている。

実際に上田桃子は中空構造のセミアスリートアイアン『APEX Ai200』をテストし、興味深々だった。彼女は、2016年に発売された『APEXアイアン』を使用しているが、「見た目が癖がなくてスッキリしているのに、球も上がるし、めっちゃ簡単だと思います。しかも打感が柔らかい」と絶賛していた。

一方、山内日菜子は、それまで使用していた『P7CB』モデルから中空タイプの『P770』にシーズン中に即チェンジ。「以前は花道で止まったり、手前のバンカーにつかまったり、今思えばありましたね。『P770』は多少そういうのも助けてくれます」と評価する。

ギアコーチの筒康博は、最新『セミアスリート』アイアンのヘッドは、あらゆるゴルファーにフィットするように細かな作り込みがされていると話す。

 「まずヘッド形状ですが、ツアーモデルと同じ黄金比に設計され、キレイで構えやすい顔に仕上げつつも、トップブレードに厚みを持たせて安心感もプラスしています。シャープな顔は時に難しいイメージにつながりますが、『セミアスリート』は絶妙なバランスの顔になっています。その上で、中空構造や異素材を複合することで、重心位置の最適化や反発力アップ、ミスヒットへの強さを持たせているのです。しかも、ただ飛ぶのではなく、番手ごとに最適な弾道でキャリーを出せるようになっています。プロも、アマチュアも恩恵を得られる新しいタイプのアイアンだといえるでしょう」

顔もシャープで構えやすく、それでいてやさしく打てるという『セミアスリート』アイアン。実際に店頭で手に取って顔を確かめて、顔が好みのモデルを試打して、ピッタリモデルを選んでほしい。

■試打・解説 筒 康博
つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ ギアコーチ”。インドアゴルフレンジKz亀戸店でヘッドコーチとして、日々アマチュアの悩みに応えている

■試打・解説 小坂圭司
こさか・けいじ/インドアゴルフレンジKz亀戸店支配人。所属コースでクラブチャンピオンを取った経験を持つトップアマで、ドライバー飛距離は300ヤードを超える

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パーオン率トップ3のアイアンを調べると意外な共通点があった。関連記事【パーオン率トップ3の共通点を発見! 竹田麗央、岩井明愛、小祝さくらはロフト多めの“軟鉄鍛造”アイアンを使っていた】を読めば、ショットの正確性の秘密がが分かる。

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