アライメントスティックの賢い使い方! 自分に合った練習でスコアアップを目指そう
3.アライメントスティックの選び方
アライメントスティックは形状に大きな違いがないため、飛球線や軌道のガイドを示すような用途に使いたい場合は価格で選んでもよいかもしれません。ただし、中にはスイングできない素材でできていたり、地面に刺しづらかったりするスティックもあります。購入前に、製品情報をしっかり確認しましょう。
長さ
アライメントスティックは全長120cm前後のものが多く、46インチのドライバーが約117cmのため、ドライバーと同等か、それより長くなっています。キャディバッグに差して収納するのが一般的で、長さがあるぶん、ウッド類にヘッドカバーをつけないままバッグに入れているとヘッドを傷つける可能性があるので注意してください。このようなことが気になる場合は、100cm前後の短めのスティックもありますので、そちらを選ぶといいでしょう。
また、アライメントスティックには2分割や3分割の折りたたみ式も存在します。特に3分割のものはキャディバッグのポケットにも収納でき、持ち運びに便利で人気があるようです。ただし、製品によってはつなぎ目の強度や角度に問題があったり、素振りの練習には使えなかったりなどのデメリットもあります。
素材
アライメントスティックは丈夫なグラスファイバー製が多いようですが、中には異なる素材が使われている製品もあります。例えば、スチールパイプ製は素振り練習に使えない場合もあるなど、注意が必要です。
また、練習場などに持ち運ぶことを考えると、重さも選択のポイントになります。予算に余裕があれば、軽量で丈夫なカーボンファイバー製のスティックを検討してもよいでしょう。製品によっては、グラスファイバー素材のおよそ半分まで重量が抑えられています。
色
好きな色を選んでも構いませんが、芝の上や練習場の照明の下で使用することを考慮して、目視しやすい色を選ぶとよいでしょう。アライメントスティックの直径はそれほど太くありませんので、暗い色では見づらく、“方向を示す”という目的には適さないかもしれません。
4.まとめ
アライメントの正しい取り方を理解することは、多くのゴルファーにとってスコアアップにつながります。それを手軽に矯正できるアライメントスティックは、一人でも手軽に向きの矯正ができる練習器具として大いに活用できるでしょう。
コースでは使えないとはいえ、アライメントスティックを使った練習で身につけた感覚は、実際のラウンドで必ず役に立つはずです。ぜひこの機会に取り入れて、爽快なナイスショットを決めましょう。
なお、ゴルフのアライメントの基礎知識については、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ本記事とあわせてご覧ください。◆ゴルフのアライメントとは? ミスショットを防ぐアライメントの取り方とコツ◆
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