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23歳バースデーの中島啓太は『65』で“5週連続”最終日最終組「いつもの3倍くらい緊張した(笑)」

またまた優勝争い。中島啓太が23歳初ラウンドで好プレーを披露した。(撮影:福田文平)

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 3日目◇24日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

大会3日目に7バーディ・ボギーなしの「65」をマークし、5週連続となる最終日最終組に入った中島啓太。きょう6月24日は23歳の誕生日だった。

朝一のスタート時の選手紹介では、前日に14番パー3で人生初のホールインワンを達成したことと、誕生日であることがアナウンスされ「いつもの3倍くらい緊張しました(笑)」と照れ笑い。ティイングエリアに集まったギャラリーからは大拍手が起きた。「本当にたくさんのギャラリーが入っていますし、楽しいです。ローピングが近いのが一番楽しい」と喜んでいた。

最終日最終組にはこだわりもある。「同じ優勝争いでも、最終組と、一つ前だと全然学ぶことが違う。最終組に入ることをこだわって今日はやっていました」。ただ、さすがに5週連続となると「頭の疲労が少しはある」と、度重なるV争いに疲弊の色もにじむが、「リラックスしながら(最終日の)後半に向けてゲームしていけたら」。ペース配分がサンデーバックナインにカギを握りそうだ。

あすの攻め方については「だいたいピンポジは予想出来て、回りながら考えていたんですけど、基本的に外していいところがあまりなかった。ボギーを打たないように攻めたいです。26アンダーは超えていきたい」と今季2勝目の準備はできている。あとは体を休めて、いい流れを崩さないことが重要だ。

アマチュア時代でもバースデーウィーク中の優勝経験はない。「今日みたいに流れを切らないようにしっかり集中して、後半につないでいけるようにしたいです」と人生初の“バースデーV”を狙う。

ちなみに、今夜は日体大の先輩・河本力のおごりで4日連続の焼肉屋さんへ。好物のショートケーキでお祝いするとのこと。これを優勝の“前祝い”にもしたいところだ。(文・高木彩音)

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