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男女ペア戦で優勝した、リディア・コとジェイソン・デイの使用クラブに共通点

「グラント・ソーントン招待」で優勝した、リディア・コとジェイソン・デイ(GettyImages)

<グラント・ソーントン招待 最終日◇10日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇7382ヤード・パー72>
 
米国男子と米国女子ツアー共催の男女混合戦の最終日は、各ホールで2人のスコアの少ない方を採用する『フォアボール』形式で行われ、首位スタートのジェイソン・デイ(オーストラリア)とリディア・コ(ニュージーランド)のオセアニアペアが「66」をマーク。トータル26アンダーまで伸ばし、大会の初代優勝ペアに輝いた。
 
使用ギアに目を向けると、契約フリーと見られる2人のドライバーとウェッジに共通点が見られた。リディアもデイもPING『G430LST』ドライバーを使用し、タイトリスト『ボーケイSM9』ウェッジを複数使用。下記のように、米国アクシネット社が契約外のため優勝者の名を伏せてツアーレポートを公開する。
 
「グラント・ソーントン招待の優勝者たちは、バッグの中に計7本のボーケイウェッジを入れていました。2015年のPGAチャンピオン(デイのこと)はVokey Design SM9 52.08F、56.10S、WedgeWorks 60Tウェッジを使用し、2度の女子メジャーチャンピオン(リディアのこと)はSM9 46.10F、48.10F、54.10S、58.08Mモデルを使用。また、彼女はスコッティ・キャメロンP5 CSツアープロトタイプパターでプレーしました」(同社広報)

また、リディアの使用アイアンを見ると、さらなる衝撃が。昨年4月から日本のブランドである、プロトコンセプトと契約して『C05』アイアンで戦ってきたが、今週バッグに入っていたのはPINGのアイアン。『i230』や未発表の『ブループリントS』を組み合わせ、ドライバーからアイアンまで、さながらPING契約選手のような使用本数だった。
 
デイはドライバーがPINGなものの、フェアウェイウッドやアイアンセット、パターは古巣のテーラーメイド製。2人ともゴルフボールは使用契約を結んでおり、リディアはタイトリスト『プロV1x』、デイはブリヂストン『TOUR B X』のプロトタイプを今週から使用しており、両社がSNSなどでペア戦の勝利を祝福している。

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