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比嘉一貴が練習場で打っていた超ミニドライバー 目的は練習ではなく…【男子ツアーの“ヒトネタッ”!】

比嘉一貴が練習場で打っていた超ミニドライバー(撮影:佐々木啓)

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」が行われている茨城県のPGM石岡ゴルフクラブから。

開幕前の火曜日、練習場で球を打っていた比嘉一貴の打席周辺がなんだか騒がしい。近づいてみると、ヘッドとボールの大きさがほぼ同じくらいかという超ミニドライバーを打っていた。比嘉の隣で打っていた宮里優作やゴ・アジュン(中国)も興味津々だ。そして、優作やそこに通りかかった清水大成も、「ちょっと打ってみて」と超ミニドライバーをテイスティング。フェース面もボールの大きさほどしかないが、意外と打ち損じることなくいい球を打っている。
 
この超ミニドライバーについて比嘉を直撃すると、「マッチプレーのときに、テキサスのゴルフショップで買いました」。比嘉は3月に渡米し、「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」にウェイティング2番手として待機。同大会には出場できなかったが、翌週からの「バレロ・テキサス・オープン」、「マスターズ」に参戦している。
 
ヘッドに『BOMB-It Pro Mini Swing Trainer』と刻印された超ミニドライバー。9.5°とロフト表記まで入っている。なるほど、小さいヘッド、小さい芯で練習することで、通常の460ccのドライバーは簡単に感じそうだ。だが、比嘉は「練習目的ではないんです」とニヤリ。「これを持っていればみんなが面白がってくれると思って、170ドルでアイデアを買いました」。確かに、日本では見たことがない練習器具に、周りは大盛り上がり。比嘉の狙い通りの結果になったのであった。

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