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2022年のホールインワン回数は? 過去には1日2回のホールインワン達成者も【丸ごと女子ツアー:データ編】

フジサンケイレディス17番でホールインワンを達成した瞬間の藤田さいき(撮影:上山敬太)

国内女子ツアーが来週からスタートする。今年も「ダイキンオーキッドレディス」を皮切りに38試合が開催。そこで、隆盛を誇る女子ツアーを見る上で参考になるデータを紹介。今回はホールインワンの達成状況をチェックしてみた。

■22年は21回のホールインワンが達成された

アマチュアゴルファーなら誰もが一度はやってみたいホールインワン。プロでも達成したことがない人は多いが、それを試合でやってしまったときの喜びはひときわ大きな物だろう。

22年は、国内女子レギュラーツアーだけで21回のホールインワンが飛び出した。まずは開幕戦のダイキンおーきっどレディスで川岸史果がシーズン第一号を果たすと、3戦目の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で石川明日香が続いた。3月はこの2回だけだで、4月は「フジサンケイレディスクラシック」で藤田さいきが自身通算6回目を記録した。

その後、プロのショットも春の眠りから目覚めたのか、5月には3回、6月に入ると“量産”体制に入る。「宮里藍サントリーレディス」で2回、つづく「ニチレイレディス」でも2回と好ショットが連発。7月の「ニッポンハムレディスクラシック」でも2回、そして「大東建託・いい部屋ネットレディス」ではアマチュアの六車日那乃はじめ3人。「楽天スーパーレディース」でも1回と、一気に増産される。

8月以降は合計5回と数こそ落ち着いたが、年間21回は18年の24回、19年の23回、21年の22回に次ぐ歴代4位タイの記録だった。

■山路晶がギネス記録、現役最多は藤田さいき

最近の話題でいえば、なんといってもいちばん話題になったのが山路晶だ。20年「富士通レディース」で自身ツアー初のホールインワンを達成すると、21年「リゾートトラストレディス」の2日目には3番と7番で連続エース。1ラウンド2回のホールインワンは、国内男女ツアーを通じて初の快挙だった。

のちに「プロゴルフトーナメントの1ラウンドでホールインワンを達成した最多数(女性)」としてギネス世界記録に認定にも認定された。ちなみにこれは1090年に一度という確率でしか達成できない、極めて珍しい事象としても話題を呼んだ。

ちなみに、今年の主力選手のうち、ホールインワンの回数がもっとも多いのは藤田さいきで6回。有村智恵と5回で並んでいたが、フジサンケイレディス17番の名物ホールでの達成で記録を更新し、特別賞として500万円も獲得。6回のツアー最多記録を持つ塩谷育代、今堀りつ。城戸冨貴、高村博美らに並んだ。

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