
まさかの決着に。藤井美羽がうれしいプロ初優勝を手にした。(撮影:GettyImages)
<京都レディース 2日目◇20日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6422ヤード・パー72>
国内女子下部ステップ・アップ・ツアーの今季最終戦はプレーオフの決着となったが、まさかの結末となった。
トータル7アンダーで並んだ藤井美羽と黄アルム(韓国)の優勝争いはプレーオフまでもつれ込んだ。しかし、その“延長戦”で黄のクラブが14本の制限に違反していたとして規則4.1bに基づき、プレーオフ1ホール目のスコアに2罰打が加算。結果的にダブルボギーとなった。
これにより、中京大在学中の21歳・藤井がツアー初優勝を飾った。ラウンド後は「同期の仲間、たくさんの方が最後まで待っていてくれました。そして、喜んでいただいた。まさか、優勝できるなんて…」と感無量だ。
この優勝によりファーストQTが免除になる。「ファイルステージに向けて、これからしっかり磨いていきたい。ファイナルで上位に入って、来年はレギュラーツアーで戦いたい」と次なる戦いに気持ちを向けている。
これでシーズンが終了。それに伴い今季の賞金ランキングも確定した。ルーキーの大久保柚季が1632万6100円を積み上げて女王に輝き、2位は皆吉愛寿香(1507万1400円)となった。両者には来季のレギュラーツアー前半戦の出場権が付与される。
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