これはパターのゲームチェンジャーか!? PXG『バトルレディII』、7月25日デビュー
PXG合同会社から新商品発売の連絡が届いた。
「新しいPXG『バトルレディⅡ』パターを7月25日に発売します。PXGのアイコン的存在である『0311』アイアンにインスパイアを受け、ゲームチェンジをもたらす技術的進歩を遂げました。新しい9モデルのミルドパターシリーズは、フェース全体に卓越した一貫性とインパクト時の驚きのフィーリングを提供するように設計されており、あらゆるストロークに適したクラブヘッド設計とカスタム構成を提供しています。従来のソリッドボディパターには、重心(CG)付近に不要な質量があり、慣性モーメント(MOI)を制限していました。
PXG『バトルレディII』は中空ボディ構造の導入でパターの外周に質量を再配置し、ヘッドサイズに比して高MOI(旧作比較で~10%高い)を実現しています。非常に軽量なポリマーである新しいS CORテクノロジーは、中空に成形されており、この素材はフェースと結合し、インパクト時の音や激しい振動を和らげます。S CORテクノロジーの導入により、PXGはゴルフで最も薄い1.397mmのパターフェースを実現しました。このアドバンテージは劇的にミスヒットへの寛容性をもたらします」(同社広報)
『0311』アイアンと言えば、2015年の登場時から業界初の技術でアイアン市場のゲームチェンジャーになったことも記憶に新しい。一時はテーラーメイドと係争にもなるなど、薄い中空ヘッド内部に軽量の反発素材を充填する発想が、現代まで続く中空アイアンブームのきっかけとなった。その図式と構造をパターヘッドに当てはめるとは、何ともユニークでPXGらしい発想と言える。
また、ボールのディンプルとの接点にまで細かく配慮。「ピラミッドフェースパターンも特徴で、このミルドパターンは、ソリッドなミルドパターの手応えを維持しながら、インサートパターのソフトな打音を生み出します。そして、ピラミッドの密度はボールのディンプルとの安定した相互作用をサポートします」とする。
中空ボディで生まれたフリーウェイトで、得意の高精度ウェイティングテクノロジーをさらに強化した9種のヘッドはブレード4種にマレットが5種。それぞれ4つのホーゼルが選べるが、今後センターシャフトなどのオプションも増やす予定とのこと。創業者でCEOのボブ・パーソンズ氏は下記のような自信のコメントを出している。
「我々は常に学び、改善しています。『バトルレディII』パターは、私たちが技術を進歩させ、顕著に優れた性能を生み出すという揺るぎないコミットメントを示す、もうひとつの明確な例です。フェース全体の一貫性からインパクト時のフィーリングまで、このパターは十分な性能を発揮します」(ボブ・パーソンズ)
事前注文はPXGモバイルフィッテング店舗(https://bit.ly/3ctARwD)で本日10時から既に開始しており、税込価格は1本66,000円となる。
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