芹澤信雄のフェアウェイウッドレッスン「FWで高い球を打つ方法」【動画リンク有】

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スプーンが苦手な場合はクリークから練習してみる

シングルプレーヤーになるためには、フェアウェイウッドもしっかり使えるようにしたいです。ロングホールで2オンさせたいときとかに打てたほうがいいですよね。

だけど実際、僕が使っている15度のスプーンと18度のクリークの場合、ヘッドスピードが45くらいの私の力では、キャリーはそんなに変わりません。ランで距離の差が出やすいんです。

スプーンは球が浮かないとコロがり過ぎたりします。

そこで苦手意識が出たりするんですが、その場合はクリークをまずは練習して、球を上げることに自信を持つ。または、スプーンだと上がらなかったらティアップして打つ。

そういうふうに練習してもらいたいと思います。

ティアップしてスプーンのソールを使う感覚をつかむ

ロングアイアンと少し似ているところがあるんですが、まずスプーンを持ってティアップします。そして、普通にスイング。

そうすると、球は普通に上がっていきます。

これはイメージをつかむためにやってるんですね。

地面に直接置いたボールを打とうとすると、上げようとする意識が出てきます。

ですからティアップして、ソールを滑らせるように振っていく感覚をつかむ練習です。

ソールがこれだけ厚いわけですから、当たっても滑ってくれます。つまり多少ダフリながらでも飛んでくれるのが、フェアウェイウッドの特徴でもあります。

絶対に上から入れずに、少し払いながら、ダフリながら打つのでも全然OKです。

こういったことを意識してやってみてください。

ボールを横から払うように打つ。そうすると自然にソールにぶつかって、球を弾いてくれる。

このイメージを持って練習して、池越えやバンカー越えの選択肢に入れられるように、苦手意識をなくしていきましょう。

上から鋭角に入れたい方へのアドバイス

「スプーンのソールをうまく滑らせるように」と説明してきましたけど、力のある人はどうしても上から打ってしまいます。でも上から打つとホップしてスライスが強くなり、引っかけも出ます。

上からぶつけるように打ってしまう人は、フェアウェイウッドよりもユーティリティのほうがいいんです。

ユーティリティの中でも、さっきのクリークと同じ19度のユーティリティを使うなどすると、同じような場面で使えます。

状況によってチョイスは変わりますが、打ち込む人はフェアウェイウッドはあまり得意じゃないと思いますので、そういう選択肢もありだと思います。

芹澤信雄(せりざわ・のぶお)プロフィール1959年11月10日生まれ、静岡県出身。レギュラーツアー5勝、シニアツアー1勝を誇るレジェンド。現在は「チームセリザワ」として数多くのプロを指導、優勝に導いている。

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