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直ドラで話題の岩井千怜 練習ランでホールインワンも出るなど絶好調で2週連続Vに挑む!

岩井千怜が2週連続Vに挑む(撮影:福田文平)

<ブリヂストンレディスオープン 事前情報◇17日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6573ヤード・パー71>

先週、双子の姉・明愛らとのプレーオフを制し、今季初優勝を飾った岩井千怜は前日16日の練習ラウンドで自身3度目というホールインワンが飛び出すなど、好調をキープ。昨年はツアー初優勝から2週連続優勝を達成しており、今大会も有力な優勝候補の一人とみて間違いない。

姉妹でのプレーオフ以上に周囲からの反響が大きかったのがプレーオフで選択した直ドラ。「『優勝おめでとう』と声を掛けてもらったときには続けて『直ドラすごかったね』と言っていただくことが多いです」。ただし、本人はそれほど大きな事とはとらえていないようで「そんなにすごかったかな?」と首をかしげる。それでも、この日のプロアマでは同組のアマチュアの期待に応えてか、アウトの2つのパー5で直ドラを披露。「2回とも感触は良かったんですけど、9番は池でした」。直ドラをしても届かないパー5もあり、本選で再び披露するかは未定という。
 
プレーオフを争った直後も、いつものように姉妹は一緒に行動。「車の中も、飛行機の中もゴルフの話はしてないですね。振り返りたくないだろうし、私は余計なことは言わないようにしていました。それでも、悔しさは伝わってきましたね」。プレーオフは初体験とはいえ、アマチュア時代には何度も優勝争いをしてきただけに、勝った側も、負けた側も、お互いの気持ちがよく分かるのだろう。
 
前日には練習ラウンドながら4番パー3でホールインワンを達成。アマチュア時代にもホールインワンは2度経験しており、今回で自身3度目というが「試合ではまだやったことがないんです」。トーナメントで達成することはプロゴルファーとして当然、夢見ることのひとつ。参考までに今大会では15番パー3にホールインワン賞100万円がかかっている。
 
先週のプレーオフではファンを盛り上げるために直ドラを選んだと話す千怜はアマチュアの馬場咲希、地元出身の金田久美子とのペアリングに「人気選手と一緒に回れるのは嬉しいです。一緒に大会を盛り上げたいですね」。再びの直ドラか、2週連続Vか、はたまたプロでも3000分の1程度といわれるホールインワンか。今週はどんな形でギャラリーを沸かせるのか注目だ。

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