シン貧打爆裂レポート『M.CRAFT OMOI No.05 パター』

注目ポイント

ミズノは、『M.CRAFT OMOI No.05 パター』を2023年10月6日に発売しました。

2020年に初代の『M.CRAFT パター』が発売されて、絶賛され、2022年の秋に二代目として『M.CRAFT OMOI パター』のNo.01~No.03の3本が出て、更に評価を高めました。それから1年。今回、追加バージョンとして、No.04~No.06の3本が市場投入されたのです。

プロに供給されていたのに、市販されていなかったモデルが追加バージョンのラインアップです。ファン待望の追加モデルなのです。今回取り上げる『M.CRAFT OMOI No.05 パター』は、半円形の大型マレットで、センターネックです。個人的には、最も注目が低かった1本でした。単純に見た目の好き嫌いでの判断です。

『M.CRAFT OMOI No.05 パター』のコピーは、“重めのヘッドウェイト設計で安定性と打感が向上した軟鉄鍛造削り出しパター。真っ直ぐ引いて、まっすぐ打ち出すゴルファーにおすすめ。”です。なんとなくですが、やさしそうだと感じさせるコピーです。

名称の「OMOI」には、重量が「重い」という意味と、クラフトマンシップという「想い」を合わせた信念を感じさせます。また、慣性モーメント(MOI)が大きいというニュアンスもあるそうです。

素材、製法、設計に徹底的にこだわって究極の打感を目指したパターを開発した結果が、『M.CRAFT OMOI No.05 パター』です。スッキリとしたサイトライン、美しい直線と曲線のデザイン、アドレスで集中できる仕上げが、目で見てわかる部分になります。

テクノロジーというより、一つ一つの積み上げでブラッシュアップしたのが『M.CRAFT OMOI パター』ということになります。

『M.CRAFT OMOI パター』の仕上げは、3種類です。ブラックの「ガンメタルIP」と、シルバーの「ダブルニッケル」、ブルーの「ブルーIP」になります。(ブルーIPは数量限定)

それぞれに、とても良い感じで、細かい気配りを感じさせます。高級感の演出にもなっていますし、集中力アップとしての機能性も感じました。今回試打した『M.CRAFT OMOI No.05 パター』は、「ダブルニッケル」を選びました。

ちなみに、ソールの3×2のウェイト(1×2はディフォルトで装着)の交換用の専用キットも付属しているそうです。最大で20gも重量を変えることができます。それが無料なのは、お得感があります。

試打した日は、曇りで、気温は18℃~29℃。微風。グリーンは8.5フィートの速さ。使用したボールは、使い慣れていてクラブだけの影響に集中できる『TOUR B X』です。

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