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20歳・長野泰雅がボギーなしの「68」 新武器“極秘投入”初日から好スタート!

新ドライバーも好感触。20歳・長野泰雅が好スタートを切った。(撮影:藤井孝太郎)

<ハナ銀行インビテーショナル 初日◇15日◇千葉夷隅ゴルフクラブ(千葉県)◇7636ヤード・パー73>

今大会からブリヂストンのニュードライバーを投入している20歳・長野泰雅(ながの・たいが)が、初日を5バーディ・ボギーなしの「68」でプレーし、5アンダーの好発進。早速、新しい武器を味方につけたようだ。

前半9ホールのパー4、パー5のフェアウェイはすべてキープ。「スピン量が減ったぶん、曲がりも抑えられたのが大きい」とニュードライバーの良さを試合で実感できた様子。

さらに、パーオンができなかった6ホールは寄せワンでリカバリー。「あまりパターの負担がない距離から打てたのも良かった。グリーンを外しても、アプローチが寄ったので」と、きょうの好調プレーを振り返る。

ルーキーイヤーの昨季に「日本オープン」で3位に入るなど、将来を嘱望される逸材。だが、最近は20代の先輩プロたちの結果を残す姿に圧倒されていた。「試合に出るようになってから、朝だけ練習して、ラウンドが終わったらホテルに戻っていました。でも先週、予選落ちをして(中島啓太と金谷拓実の)プレーオフの中継を見ていたんですけど、もうレベルが違いすぎて。ただラウンドしているだけだと勝てないと思った」。

そして「このままじゃダメだ」と一念発起。ラウンド後は練習場へ通うようになり、「前はトレーニングとかもあまりしなかったんですけど、今は家やホテルでスクワットをしたり、チューブを使ってトレーニングもしています。練習が1日空くだけでも下手になっていくと感じた。毎週1日は休むようにしていたけど、オフでも必ずクラブを持つようにしましたね」と心境の変化を明かした。

最後に「一打一打集中して上位目指して頑張りたいです」と意気込み、雨が降るなか練習場へ向かった。(文・高木彩音)

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