シン貧打爆裂レポート『PARADYM SUPER HYBRID』

注目ポイント

『PARADYM SUPER HYBRID』は、2023年9月1日にキャロウェイが発売するクラブです。ラインナップは、ロフト2H/16度、3H/18度、4H/21度、5H/24度、6H/27の5種類です。

『PARADYM SUPER HYBRID』のコピーは、“ドライバーと同じチタンで作り上げたハイブリッド ドライバーなみのパワーを手にしたハイブリッドを実現。”です。実にわかりやすいコピーとなっています。

チタンヘッドのフェアウェイウッドは、他のメーカーで、秘かな成功例があります。ドライバー並の飛距離性能を発揮する代わりに、値段もドライバーと変わらないところが、「秘かな」に繋がります。そういう中で、キャロウェイはフェアウェイウッドではなく、ハイブリッドなのです。

チタンをヘッド素材に使うメリットは、ステンレススチールなどと比べると比重が軽いので、より多くの重量を自由に配置できることです。『PARADYM SUPER HYBRID』は、チタン化だけでなく、「トライアクシャル・カーボンクラウン」を採用したことでも、軽量化に成功。なんと約95グラムの余剰重量を得て、ヘッド内のソール中央と後方の三カ所に「MIMタングステンウェイト」として配置したのです。普通に考えれば、ボールの高弾道化、許容性の向上につながります。

『PARADYM SUPER HYBRID』は、今回からです。前モデルは『EPIC SUPER HYBRID』でした。ちなみに、前の前のモデルも『EPIC』でした。

個性的で飛距離に特化しているという意味では、前の前のモデルと、前モデルは尖っていました。『PARADYM』になって、どんなふうに変化するのか?楽しみに試打ラウンドをしました。

当日の気温は24℃~30℃。夏場でラフは長めというコンディション。
打ったのは、3H/18度、4H/21度の2本。シャフトは、「VENTUS TR 5 for Callaway (S)」です。
使用したボールは、使い慣れていて、クラブの影響だけに集中できる『TOUR B X』です。

関連記事