竹田麗央は“3パット”が続いて『78』 全英へ切り替え「来週は来週で頑張りたい」

竹田麗央は最終日にスコアを崩し38位で終えた(撮影:ALBA)

<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 最終日◇27日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6538ヤード・パー72>

9位から出た竹田麗央が崩れた。1バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「78」と大きく落とし、トータル1アンダー・38位タイで、海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)前哨戦を終えることになった。

左のブッシュにつかまった2番では、3打目でカラーまで運んだが、3パットでダブルボギー。4番パー3でもグリーンエッジから3パットを喫した。8番でもショートサイドのカラーから80センチに寄せたパーパットがカップを抜ける。ことごとく、カップに嫌われた。

最終18番パー5では2オンを狙ったが、グリーン左手前から右奥にかけて流れる小川につかまってボギー締め。「リズムが速くて出球からズレていた。きょうのパッティングはあまりいいイメージではなかった」と、淡々と話した。

スタッツでは34パットだが、カラーからのものを含めればそれ以上になる。この日はスタート時に雨が降り、雨が上がってからは風と寒さとの戦いだったが、「(コンディションは)きのうと変わった感じはなく、自分のストロークが良くなかった」。バーディは2メートルを決めた4番パー5のみで、悪い流れを立て直すことができなかった。

とはいえ、初日には「67」、3日目はボギーフリーの「69」をマーク。「今週、いいショットもたくさんあった」と、前向きさも忘れない。次戦はメジャー今季最終戦の全英。「修正を来週につなげられたら。来週は来週で頑張りたい」とすぐさま気持ちを切り替えた。(文・笠井あかり)