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「一番気をつけないと」 古江彩佳がビッグスコア翌日に意識した“あるある”

古江彩佳が米国での2年目のシーズンも駆け抜けようとしている(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)

<CMEグループ・ツアー選手権 3日目◇18日◇ティブロンGC(フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

2日目に「65」を出し8位まで浮上した古江彩佳だったが、この日は「70」と大きく伸ばすことができずトータル12アンダーの11位タイに後退した。

強風が吹き込んだ一日。「難しいコンディションでもあったけど、その中で落ち着いてプレーはできた方かな」となんとかアンダーパーでまとめた。「ビッグスコアを出した次の日は一番気をつけないといけない。それは頭に入れながらラウンドしていました」。大きく伸ばした次の日は伸びない――。こんなゴルフトーナメントの“あるある”も頭の片隅に置きながらのプレーだったようだ。

流れを作るうえで「大きかった」と振り返ったのが1バーディ・1ボギーで迎えた6番。「獲らないといけないパー5で、なんとか入れられた」。さらにここ2日間ボギーが続いていた9番パー4も、2パットでしのいでパーをセーブ。こうして10番のバーディにつなげた。「ショットがなかなかいいところにつくことが少なかった。グリーンもマウンドがあるので、違う方に乗った時はすごくタッチを合わせるのが難しい。そこで苦労しました」。神経を研ぎ澄ます18ホールになった。

米国での2年目のシーズンも、残すはあと1日。「しっかり自分のプレーが最後もできたらいい。集中して、また切り替えて頑張りたい」。首位とは9打差。今季は未勝利のまま終わりそうだが、最後まで気持ちは切らさない。

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