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原英莉花はスムーズな腰の回転が絶品!どう真似する?【優勝者のスイング】

下半身を積極的に使って飛距離を稼ぐ原英莉花。ぜひアマチュアも真似したいポイントだ

2020年大会に続く日本女子オープン2勝目、国内メジャー通算3勝目挙げた原英莉花。24歳228日でのメジャー3勝は、畑岡奈紗、諸見里しのぶ、樋口久子に続く史上4番目の年少記録となった。「飛距離的にも、技術面でも世界で通用する力を持ったプレーヤー。メジャーの舞台で結果を残す、気持ちが入った時に力を発揮するのもトッププレーヤーの素質」というプロコーチの南秀樹に、彼女のスイングからわれわれも真似したいポイントを解説してもらった。

飛距離が魅力の原英莉花。今大会も、最終日の5番ロングでイーグルを奪うなど、4日間を通してロングホールで11アンダーを稼ぎ、飛距離のアドバンテージを活かしたダイナミックなゴルフで勝利を手繰り寄せた。そんなスイングについて「5月にヘルニアの手術をしたとは思えない、腰のキレ、回転のスピードが感じられる。インパクトでは左体重になっていながら、軸は右に残っているので、遠心力が使えて大きな飛距離につながっています」と分析する南。腰を回そうとするとミートできず、体の動きがバラバラになってしまうという人には、彼女の腰の動きが参考になると続ける。

「腰が回転すれば、右腰がややボール方向へ、前へ動くのが自然な動きです。しかし、腰が引けて右に体重が残る明治の大砲だったり、左へスエーしたり、上手く回転できない人は力み過ぎや体の伸び上がりが原因。まずはアドレスで股関節から前傾し自然体で構えることが必要になります」。

具体的には、意識を足裏に持っていくと程よく力が抜けてフットワークが使いやすくなる。「パワーを受け止めようとして、バックスイングで右ヒザ、ダウンから左ヒザの位置をキープしようとすれば、力み過ぎて足が動かず、腰の回転不足になりやすいんです。意識は足の裏へ。足裏で地面を掴む、シューズを動かさないように意識すると腰が回りやすくなります」。
このアドバイスを送ると、バックスイングでヒザが伸びることなくスイングがスムーズになる人が多いという。無理にヒザを我慢するのでなく、足裏に意識を持っていき、ヒザは多少伸びてもOKと思えば、フットワークが使えて腰は回転しやすくなるのだ。

自身も原と同じくヘルニアを経験していることから、腰に不安がある人には「太ももの外側やお尻のストレッチを朝晩欠かさずやってほしい」と付け加える。ヒザを曲げて抱え込んだり、一方の脚を伸ばし、もう一方の脚を曲げて座り、ゆっくりと上体を後ろに倒すストレッチがオススメだ。さらにゴルフの前日にはお酒を控えることも、体が良く動き、腰の回転を早めるポイント。頭の片隅に置いておこう。

南秀樹
プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。新宿中央クリニック所属

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