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佐久間朱莉 「情けないし本当に悔しい」初日スコアは去年までの自分より少しは成長

佐久間朱里は34位タイで終えた(撮影:鈴木祥)

吉本ひかるが初優勝を遂げ、黄金世代12人目の栄冠を勝ちとった明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント。今シーズンから初めてシード選手として参戦している佐久間朱莉が、悔しさをにじませた投稿をSNSで公開した。

初日、佐久間は大会コース記録に並ぶ63をマークし、自己ベストを3打も更新。9アンダーで暫定首位に立ちスタートダッシュに成功した。この日は10番インスタートで、11番から3連続バーディをマークするなど序盤から波に乗り10個のバーディを重ねた。

 

しかし2日目、バーディを獲れず4オーバーの20位タイに後退。3日目はイーブンパーの38位タイ、最終日は2アンダーの4日間トータル7アンダー・34位タイで試合を終えた。「初日のビックスコアを無駄にしてしまって情けないし本当に悔しいです」と、投稿した佐久間。「でも初日のスコアは去年までの自分は出なかったはず」「少しは成長」と、振り返っていた。

 

初日に記録的なスコアを出した佐久間は、1月下旬にショット面が不調でボールがつかまらず、飛距離も落ちていたという。そんな状況を救ったのが、師匠・尾崎将司からのアドバイスだった。「縦振りになってるな」と指摘され、横振りを意識して修正。動画でスイングチェックをしながら、徹底的に振り込んで修正ポイントを体に染み込ませた。

 

開幕戦ダイキンオーキッドレディス18位タイ、今大会は34位タイ。ツアー本格参戦2年目の新人なら満足してしまう成績だが、そこに踏みとどまらないメンタルはさすがジャンボの弟子。成長し続ける佐久間の今後の活躍から目が離せない。

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