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「パターのボール位置は目の真下」だけじゃない! プロも離れていたり近かったり…正解は?

ボールとカラダの間隔を微調整し、自分のストロークにマッチしたボール位置を見つけ出すのが大事

パットの上手い選手はインパクトの打感と打音をとても大事にする。そのポイントとなるのはボール位置だが、選手によってフェースの芯に当てやすい「自分の間合い」というものを持っている。ボールとカラダの間隔を微調整し、自分のストロークにマッチしたボール位置を見つけ出すのが大事なのだ。今回はボールとの距離感について、3人のプロを代表例に大西翔太コーチに解説してもらった。

上田桃子/ボールが左目の真下のオーソドックススタイル
「ボールの位置とカラダとの間隔が理想的なアドレス。パターのソール面全体が芝についているからフェースをスクエアにキープしやすく打点が安定します。ストロークの動きも含めてアマチュアの見本的なパットです」

菅沼菜々/ボールの近くに立ってストレートに振る
「ボールがツマ先に触れそうなくらい近くに立って構えるタイプ。見た目はアウトサイドに上げてアウトサイドに振り抜いていますが、菅沼菜々選手にとってはストレート感覚なのでしょう。インパクトの打音がよく響く選手です」

鈴木 愛/ボールから離れて立ちショット感覚で振る
「ボールからやや離れて立ち、ストローク軌道はイン・トゥ・イン。フェースの開閉を少し取り入れてショットに近い感覚で打ちたいタイプです。小さいストロークでもしっかりヒットするので驚くほど打音が澄んでいます」

解説・大西翔太
おおにし・しょうた/1992年生まれ、千葉県出身。青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務める一方、ジュニアゴルファーの育成に尽力するなど多方面で活躍

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