• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 吉田優利は痛恨『8』に嘆き 日本女子プロNo.1決定戦へ「良いラウンドができたら」

吉田優利は痛恨『8』に嘆き 日本女子プロNo.1決定戦へ「良いラウンドができたら」

吉田優利は67位で新規大会を終えた(写真は3日目)(撮影:GettyImages)

<FM選手権 最終日◇1日◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598ヤード・パー72>

初日に2位の好発進をした吉田優利だが、3日目に「77」と崩れて64位タイで最終日を迎えた。巻き返しを図ったが、6バーディ・3ボギー・1トリプルボギーの「72」と伸ばせず、トータル2オーバー・67位タイで4日間を終えた。

中継局・WOWOWのインタビューでは「本当に“8”が痛すぎて…」と空を見上げた。2番パー5で喫したトリプルボギーでつまずき、4番からは連続ボギー。そこからは5バーディ(1ボギー)を積み重ね、なんとかイーブンパーまで戻した。

4日間のバーディ数は15個だった。「最終日を含めてバーディは多かったので、あとはいかにボギーを減らすか。手ごたえ的にはどんどん良くなってきている」と、自己評価は決して低くない。「ちょっとのミスがすぐボギーにつながってしまうのがアメリカのコースの特徴。そこをすり合わせられれば」と話し、「来年もしこのコースだったら、どうにかバーディを獲りたい」とリベンジも誓う。

今大会終了後のポイントランクによって、上位者のみが出場できる秋のアジアシリーズ出場権が決まる。吉田は128位で、出場権獲得には厳しい立場となった。「急いで成績を出したいというのもあるけど、しっかり時間をかけて積み上げないといけないものもある。自分で理解をして、我慢しながらゴルフをしていきたい」と自身を見つめる。

日本に一時帰国し、5日から開催する「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」(沖縄県・かねひで喜瀬CC)に出場する。日本ツアー参戦は5月「ブリヂストンレディス」以来今季2度目。「日本のファンの方の前でプレーする機会。すごい独特なコースなので、良いラウンドができたらなと思います」と意気込んだ。

「クローガー・クイーンシティ選手権」(9月19~22日、米オハイオ州)で再渡米を予定。主戦場に戻る前に、母国で自信をつけられるようなプレーを展開したい。

関連記事