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2022年シーズン大活躍した勝みなみが行った2つのスイング変更点「ドライバーはインサイド・アウト」(動画あり)
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【動画】勝みなみが行った2つのスイング変更点「ドライバーはインサイド・アウト」
スイング改造のポイント:以前の問題点と改造のきっかけ
今までは、スクエアに構えてターゲットを見てました。
自分のイメージとしては、アウトサイドインにするような、ちょっとカット目に振るようなイメージです。でもやっぱりスピードがついてきたりすると、右にまっすぐ出るっていうミスが出て。プッシュみたいな感じで、アウトサイド・インに振ってるんだけど、フェースは開いてるので、そのまま右の林とかに飛んだり。
そんな中で、右プッシュしてるにしては飛んでるなという話が出て、じゃあ左を向いて打ってみようかということで、打ってみたんです。そうすると、スクエアに構えて右に出てたのが、左を向いたのでまっすぐ行きたい方向に球が出て、しかも飛んでる。
スタンスがそもそも、自分の体が振りやすい所より右を向いてたんだってことに気がついたんです。
あとは、母から私のスイングって「ちょっとハンマー投げっぽいよね」みたいな話をされて。
ハンマー投げは棒立ちでインサイド・アウトから投げるイメージがあって、それが自分には合ってるんだろうなって思ったので、オープンスタンスでインサイド・アウトをやり続けようかなと。
本格的にこれで振ろうと決めたのは5月からです。
スイング改造のポイント:オープンスタンス&インサイド・アウト
まず構えやすい位置まで開きながら足を持っていきます。でも、それと同時にフェースまで持っていかないように。フェースは自分の出したいほうにしっかり向けて、体だけを回します。
構えができたら、とにかくインサイドに引いてアウトサイドに出す。このイメージを崩さない。外側に上げたくなっちゃうんですけど、できるだけインサイドに、体に近づけていく。
そこから右ワキを締めて、体で持っていくようなイメージ。
インサイドに引いたら、右ワキは締まってくるんです。だからそのまま回していくっていうイメージなんですけど、ここでもやっぱりインサイド・アウトは崩さないように。インサイド・アウトを守って、インサイド・アウトに抜くって気持ちを持って振ります。
よく「右ワキは締めてください」っていうアドバイスがあると思うんですけど、そういうときってやっぱりアウトサイドインに入ってるからだと思うんです。
アウトサイド・インに振ると右ワキは開いてしまうので、その結果右のミスが出たり、チーピンが出たりするんだと思います。だから「右ワキを締めてください」っていわれたときは、出来るだけインサイドに引くのが、一番手っ取り早いかなと。右ワキを締めようと意識するよりは、インサイドに上げてそこから下ろす、というふうにしたほうがいいと思います。
インサイドに引いたら、下ろしてくる意識はいらないはずです。体を回転させるだけでいいので。
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