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フジサンケイクラシックは連日の大雨で54H短縮 戸張捷氏が経緯を説明「修復が不可能に…」

懸命な復旧作業を続けたが…(撮影:藤井孝太郎)

<フジサンケイクラシック 2日目◇30日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>

雨の影響で順延となっていた国内男子ツアーの第1ラウンド。悪天候によるスタート遅れ、同理由による一時中断もあったが、午後1時43分に全選手がホールアウトした。午後から雨がさらに強まったことで、第2ラウンドがあすに順延することが決まった。これにより本競技は54ホールに短縮となる。

大会運営の戸張捷ゼネラルプロデューサーは、「このゴルフ場は、(降水量が)1ミリ、2ミリならプレーすることは可能なのですが、10分以上3ミリ降ると、グリーンに水が浮いてしまって競技がストップしてしまいます」と、状況を説明した。

「コースコンディションを整えて、朝10時からプレーを続けていましたが、午後の大雨で9番と18番のバンカーが崩れてしまい、きょうの修復が不可能な状況になった。きょうは第1ラウンドのすべての選手がホールアウトした時点でサスペンデッドにすることになりました」と順延になった経緯を話した。

他の試合などでは、1日に36ホールをプレーし、72ホール完遂するケースもあるが、今回は54ホールに短縮することを決断した。「この大会はメディア(フジテレビなど)が主催する試合なので、(1日)36ホールプレーをすると、テレビ中継時間の枠に入らなくなってしまう。中途半端になることは避けたかった。あと今後の天気も読めない」という理由を説明した。

第2ラウンドはあす午前7時にスタート予定。60位タイまでの選手が決勝ラウンド(1ラウンドのみ)に進出し、優勝者を決める。

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