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57歳・鈴木亨が大会連覇へ 気になる50歳の“若手”たちと“空模様”

“ボンバー”鈴木亨が大会連覇に挑む(提供:日本プロゴルフ協会)

<ファンケルクラシック 事前情報◇17日◇裾野カンツリー倶楽部(静岡県)◇6993ヤード・パー72>

国内シニアツアーは6月の「スターツシニア」からおよそ2カ月が空いて、明日18日(金)から今季4戦目「ファンケルクラシック」が行われる。昨年、初日から首位を守り通して完全優勝を遂げた鈴木亨が、ディフェンディングチャンピオンとして裾野カンツリー倶楽部に戻ってきた。

「少し試合が空いていましたが、小さい試合に出ながら、この試合に向けて調整してきました。明日からが楽しみです」と気合いは十分。連覇への意気込みを聞かれると、「ファンケルクラシックは、シニア選手みんなが勝ちを望んでいる大きい大会。僕もそのうちのひとりなので、いいプレーをして皆さんに元気を伝えられるように頑張りたい」と鼻息は荒い。

鈴木はここまで3試合を戦って最高位は19位タイで、賞金ランキングは40位。今大会の賞金総額は6300万円(優勝1500万円)で「日本シニアオープン」に次いで高い。連覇となれば、一気に賞金ランキングトップ(1451万8000円)のデービッド・スメイル(ニュージーランド)を抜く可能性もある。このあとの賞金レースを有利に進めるため、多くの選手が欲しているタイトルでもある。

レギュラーツアーでは通算8勝、シニアツアーでは通算6勝を挙げている鈴木も今年5月で57歳になった。50歳以上のシニアツアーでは年を重ねるほど勝つのは難しくなる。「今年は片山(晋呉)くんも来るし、宮本(勝昌)くんもいるし、僕らより若い年代でシニアで活躍している選手がそろってきているので、とても面白いんじゃないですかね。その中のひとりとして大会を盛り上げたいです」。ともに日大の後輩で今年シニアデビューした片山や、昨年デビューした宮本。そんな50歳のピチピチの“若手”たちに、楽に勝たせる気は毛頭ない。

そして心配なのは空模様。「昨日かなり雨が降ったので、地面は少し緩い。ランが出ないんですよね。ランが出ないとシニアはきつい。土曜日の予報も雨のようだし」と少し弱気なコメントも口にするが、鈴木のネガティブ発言は平常運転。試合が始まってしまえば勝負師の顔になる。

昨年は最終日にティーチングプロを目指す息子の貴之さんが会場に駆けつけ、その前で誇らしい父親の姿を見せることができた。「(家族は)最終日に来る予定です。息子は来週キャディをやります。息子がPGAのティーチング試験を受けている最中なので、一緒のフィールドでできるのは刺激や勉強になると思います」。そんな息子のためにも、今年も最終日をいい位置で迎えたい。

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