青木瀬令奈がリシャール・ミルと所属契約会見「開幕戦のスタートアナウンスが楽しみ」
22日、ツアー通算3勝の青木瀬令奈とスイスの高級時計リシャール・ミルジャパンの所属契約発表会見が都内で行われた。
青木は18年から同社とスポンサー契約を結び、親友の成田美寿々や宮里優作らとともにリシャール・ミルファミリー(アンバサダー)を務めてきた。そして、今年の1月1日には、同社と所属契約を締結したことを自身のSNSで発表。「『リシャール・ミル所属』として今季より活動させて頂けることに感謝の気持ちでいっぱいでございます」と発信していた。
1397万円の赤い高級時計『RM07-01』を身に着けて登場した青木は、冒頭の挨拶で「昨年度まではファミリーとして活躍させていただいた。今年は気持ちを新たに応援してくれることがうれしい。開幕戦のスタートアナウンスでリシャール・ミル所属とコールしてもらえることが楽しみ。その瞬間をいまかいまかと待ち望んでいる。あした開幕しないかなっていうくらい(笑)」と話した。
1バーディごとに1万円を寄付するチャリティ『リシャール・ミルジャパン基金チャレンジプロジェクト』やジュニア育成などの社会貢献活動を引き続き行っていく。青木は昨シーズン、350バーディを獲得し350万円を寄付。チャリティオークションを含めたリシャール・ミルジャパン基金全体の総寄付金額は、2億9078万9369円にのぼり、東北復興支援やJJGAジュニアゴルフなど国内11団体、国外6団体に寄付された。
3月2日のシーズン開幕に向けては「このオフを準備万端で迎えられるように強い気持ちで過ごしている」と話し、キャリアハイとなるメルセデス・ランキング11位の昨シーズンを超える活躍を目指している。リシャール・ミル所属として臨む今季の目標はホステスプロとして迎える「リシャール・ミル ヨネックスレディス」(6月2~4日)での活躍。青木が17年に初優勝した大会でもある。今年は静岡県の朝霧ジャンボリーゴルフクラブに舞台を移して行われる。
昨年大会については、「滑り出しが遅くて3日目に裏街道からトップ10に入れた。残念ながら9番上がりで、18番ホールでいいパフォーマンスをしたかった」と悔しい思いがある。それでも、最終日は39位タイで10番ホールからスタートし、ボギーフリーの「66」で9位に入り、ホステスプロの意地を見せた。その悔しい思いを「今年のリシャール・ミル(大会)にぶつけたい」と力強く宣言した。
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