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シーズン終盤戦で疲れも… 笹生優花の癒やし時間はアニメを見ること!?

韓国戦から連戦でマレーシア大会に出場する笹生優花(撮影:ALBA)

<メイバンク選手権 事前情報◇24日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6596ヤード・パー72>

部屋に戻ればやることは多く、笹生優花にとってツアー転戦のなかで観光する時間などはない。これは試合中も練習日も同じで、マレーシア戦を迎えても、ルーティンは同じだ。

先週の韓国大会を終えて飛んできたマレーシア。日曜夜に韓国を出発して、月曜朝に到着。軽めの練習で汗をかいた。「あつ~い」を連呼しながらの火曜日は、日の出とともにスタートし、18ホールをラウンド。ホールアウト直後に悪天候のためコースはクローズとなり、なんとか滑り込みで回りきった。

疲れも出る終盤戦だが、「暑い」を連発しながらも表情は明るい。笹生が出場するのは今週を含めて残り4試合。「ケガなく終われたらいいなと思っているので、気をつけながら楽しく頑張りたいです」と、まずはシーズン完走を第一におくが、もちろん優勝に向けてギアを上げたい気持ちもある。

そんなあわただしい時期でも、笹生が大切にしている時間がある。「アニメを見ています(笑)」という、自室でのくつろぎタイムだ。「ゴルフ場にいる時間が長いので、(外に出る)元気がないです。部屋で休んで、アニメを見て。そっちのほうが楽しいです」と笑顔で打ち明ける。

「ゴルフ場から帰ったら夕ご飯、終わったらシャワー、いろいろ忙しいので」。転戦生活のなかでは、その後のアニメタイムが癒やしというわけだ。「シャワーしながらも(アニメを)プレーしっぱなし。見てないけど(笑)」と、趣味の時間で鋭気を養っている様子がうかがえる。

8月後半からは3週連続で上位争いを演じ、調子はもちろん悪くない。リラックスの時間でじゅうぶんリフレッシュし、2021年の「全米女子オープン」に続く2勝目を、ここマレーシアで“楽しく”狙いにいく。(文・高桑均)

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