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強力なライバル登場? タイの25歳、米ツアーメンバーが日本プロテスト参戦

ジャラビー・ブンチャン、名前はもう覚えましたか?(撮影:GettyImages)

米国女子ツアーからも“挑戦者”がやってくる。3日(火)から行われるJLPGAプロテストの2次予選B地区(岐阜県・花の木GC)にジャラビー・ブンチャン(タイ)が出場。世界ランク400位以内の資格で2次予選から参戦し、合格率3%という超難関に挑む。

1999年生まれの25歳。2014年には日本ツアー「センチュリー21レディス」にアマチュアで出場し、トータル11オーバーの99位で終えている。米ノースカロライナに位置する名門私立のデューク大出身で、オールアメリカンには4度選出された。21年にプロ転向すると、同年12月の米女子ツアーの2次予選(Qスクール)で72ホールを回り切り、下部エプソンツアーの出場権を獲得。22年には下部最終戦「エプソンツアー選手権」で優勝を飾った。

勝みなみ、西村優菜が出場した、22年の米女子ツアー最終予選会(Qシリーズ)を21位で通過し、レギュラーツアーへ“昇格”。ポイントランク95位でルーキーイヤーを終えると、渋野日向子と同カテゴリーの“準シード”選手として今シーズンをスタートさせた。ここまでの最高位はシャネッティ・ワナセン(タイ)とペアを組んだ「ダウ選手権」の8位で、現在のポイントランキング143位。

8月には韓国女子ツアーの韓国籍以外の選手用予選会(KLPGAインターナショナルQT)に出場し、2位でフィニッシュ。11月に行われる同ツアーのファイナルQT出場権も獲得している。

昨年の最終プロテストでは宋ガウン(韓国)とベイブ・リュウ(台湾)、22年にはP.サイパン(タイ)、ウー・チャイェン(台湾)、パク・ジヘ、ジョン・ジユ(ともに韓国)が外国籍ながらプロテストに合格した。世界を股にかける25歳が新たな道を切り開くか。日本勢にとって強力なライバルとなりそうだ。

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