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「太陽を浴びるのは健康にいい」は古い考え! シミ・シワや免疫力の低下を引き起こす“光老化”はウェアで防ぐ

■紫外線だけじゃない! 近赤外線をカットするウェアも登場

太陽光の中でも皮膚への悪影響が大きいのはUV−A 、UV−B、近赤外線だ。日焼け止めを選ぶときは紫外線はもちろん、近赤外線カットの機能もついているものを選びたい。

「露出している腕や足には日焼け止めを塗る人が多い一方、ウェアで覆われている部分は見落とされがちです。しかし、太陽光は衣類を通過して皮膚に届くため、油断は禁物。長時間屋外にいるラウンドでは、ウェアで隠れている部分も日焼け対策が必要です。紫外線と近赤外線をカットする機能のあるシャツを選び、露出している腕には日焼け止めをしっかり塗る、あるいはそうした機能を備えたアンダーウェアを着用するのも効果的です」

ウェアの色選びも、日焼け予防に役立つという。

「黒っぽいウェアだと、光を吸収します。私自身、猛暑日に黒いウェアでプレーして、やけどに近いような炎症を起こしてしまいました。太陽光を反射する、白っぽい色を選んでください。近赤外線やUV−Aは、5月には年間のピーク近くまで上昇します。しかも皮膚は冬の間、洋服で覆われていたため、ダメージを受けやすい状態です。一年のうちでも5月こそ、最も紫外線&近赤外線対策が必要といっても過言ではありません」

紫外線&近赤外線を跳ね返すウェアを味方につけ、夏も思いっきりゴルフを楽しもう!

【お話をうかがったのは】八十川要平先生
やそがわ・ようへい/銀座医院院長。日本医師会認定健康スポーツ医。北里大学医学部卒業後、北里大学北里研究所メディカルセンター病院院長、日本赤十字社神奈川県支部産業医などを経て、2021年より現職。予防医学や産業医としての活動を積極的に行っている。

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