松山英樹、B・ケプカだけじゃない! ダンロップフェニックスに全米オープン覇者が参戦
24日、今年で50回の記念大会を迎える「ダンロップフェニックス」(宮崎県・フェニックスカントリークラブ、11月16~19日)の記者発表会が、宮崎県内のホテルで行われた。すでに松山英樹とブルックス・ケプカ(米国)の出場が発表されていたが、新たに招待選手として今季の全米オープン覇者、ウィンダム・クラーク(米国)の出場が決まった。
4年ぶり9度目の出場となる松山は、2014年の優勝を含むトップ10が6回と、大会との相性はいい。21年にマスターズを制しており、メジャー覇者として初めて宮崎に帰ってくる。また、ケプカは今年の全米プロを含めメジャー通算5勝を挙げており、16、17年に大会を連覇している。
大会初出場となるクラークは、今年5月の「ウェルズ・ファーゴ選手権」で米ツアー初優勝を挙げると、翌6月の「全米オープン」ではローリー・マキロイ(北アイルランド)を1打差で振り切ってメジャー初Vを達成した。同年のメジャーチャンピオンが揃って出場するのはタイガー・ウッズ(米国)とマイケル・キャンベル(ニュージーランド)が出場した05年以来、18年ぶり10回目となる。そのとき、ウッズはマスターズと全英オープン、キャンベルは全米オープンを制している。
クラークは大会初出場にあたり、「非常に楽しみにしている。宮崎の素晴らしい日本のファンの前でプレーするチャンスを逃すことはできなかった。歴史のあるこの大会に自分の足跡を残せることを楽しみにしている」とコメントを寄せた。
また、クラークに加えて9月の米ツアー「フォーティネット選手権」で初優勝を飾った25歳のサヒス・ティーガラ(米国)、米下部のコーン・フェリーツアーで2勝を挙げている期待の24歳、ノーマン・シオン(米国)も招待選手として出場が発表された。
歴代優勝者にはセベ・バレステロス(スペイン)、トム・ワトソン(米国)、アーニー・エルス(南アフリカ)、デビッド・デュバル(米国)、タイガー・ウッズ(米国)、ルーク・ドナルド(イングランド)といった各時代を彩った選手たちが名を連ねる。松山、ケプカ、クラークのメジャーチャンピオンたちに、国内男子ツアーの選手たちを加えた84人が賞金総額2億円、優勝賞金4千万円をかけて火花を散らす。
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