丹萌乃がプロ入り初のホールインワンを達成 ところでその確率はどれくらいなの?
「1日目にプロ入り初のホールインワンしましたー めちゃくちゃうれしい」と、自身のインスタグラムに投稿した丹萌乃。
ステップ・アップ・ツアー「大王海運レディスオープン」初日、丹は3番ホール200ヤードのパー3で、ホールインワンを達成。3番は大会3日間のアベレージスコアが3.3130でハンデキャップ1の難ホール。それだけにうれしさはひとしおだったのだろう。
今大会会場のエリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)は、レギュラーツアー「大王製紙エリエールレディス」が開催されているコースで、同一トーナメント最多ホールインワンの記録もある。
2002年のエリエールレディスで初日に松澤知加子、木村敏美、山口裕子の3人、そして2日目に大金寿子、鈴木香織の5人がホールインワンを達成。初日の3人の達成は、同一トーナメント同一日の最多タイ記録でもある。
プロゴルフツアーではホールインワン達成のニュースを聞くことがしばしばあるが、そもそもホールインワンの確率というのはどれくらいなのだろう。
米国でホールインワンを公式登録をしている団体「米国ゴルフレジスター」によれば、ツアープロの場合は1/3700の確率でホールインワンが出るとのこと。これはホールインワンがパー3ホールで達成されるものと仮定すれば、1ラウンドで4ホールのパー3ホールがあるので925ラウンドに1回の確率となる。
今季で見ると、ステップ・アップ・ツアーは年間21試合で、ラウンド数は63。つまり現在のステップ・アップ・ツアーのスケジュールを前提に試合だけで考えると、およそ14年~15年に1回の確率だ。プロたちは練習ラウンドもやっているし、試合以外でのラウンドもあるので、単純に数字だけでいえる話ではないのだが……。
ちなみに中級者以上のアマチュアゴルファーを対象にすると、1/8000ですべてのゴルファーが対象だと1/33000の確率になるとのこと。それにしても、ホールインワンは狙ってできるものではないということだ。
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