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26歳・山内日菜子が涙の初V 地元宮崎で歓喜「いろんな方が背中を押してくれた」

地元・宮崎で悲願のツアー初優勝を果たした山内日菜子(撮影:福田文平)

<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 最終日◇26日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6565ヤード・パー72>

今季のQTランキング181位。レギュラーツアーどころか、下部ステップ・アップ・ツアーの出場権さえ持たない26歳・山内日菜子が大金星を挙げた。

最終日に4バーディ・2ボギーの「70」をマークし、トータル10アンダー・単独首位でフィニッシュ。主催者推薦で出場した地元・宮崎大会で念願のツアー初優勝を果たした。

前半は苦しんだ山内だが、後半10番でのバーディでスコアをイーブンに戻すと、14番でのチップインバーディで流れを引き寄せる。16番パー3でも伸ばして単独トップに躍り出ると、そのまま逃げ切った。

あふれ出る涙を抑えきれなかった。「最後の最後まで拍手を送っていただけて、応援が力になることを実感しました」と、とホールアウト後のインタビューで話した山内。「いろんな方にバックナインが大事と言われ、私もツアーを見て実感していた。序盤に連続ボギーした時も逃げずに最後まで諦めずにできました」。

これで文句なしにツアープレーヤーへの仲間入りだ。「実感がない。ステップで優勝してからなかなかレギュラーツアーに出られず、今年は限られた試合のなかだったのでうれしい。いろんな方が背中を押してくれた」。2013年の第1回大会から出場してきた思い出の大会で、26歳が勝利の美酒に酔った。

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