大谷翔平生観戦で黄金世代が大興奮! 渋野日向子は「おっちゃんとイェーイ(笑)」、畑岡奈紗は「すごくいい刺激に」
<JMイーグル・LA選手権 事前情報◇26日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>
今週の米国女子ツアーが行われるカリフォルニア州には、日本の女子プロゴルファーにとって最高のリフレッシュが用意されていた。渋野日向子は「見に行きました。8本のホームランを見ることなんてないですよ。すごく楽しかった」と、そのできごとを振り返る。
これが何かというと、今年のWBCで日本の世界一奪還に貢献した“世界の二刀流”大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルス戦を観戦した感想だ。ロサンゼルスにはエンゼルスの本拠地『エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム』があり、現在ホームで7連戦の真っただ中。それもあってコースでは、開幕前に野球観戦を楽しんだ3人の黄金世代の声も聞くことができた。
渋野は月曜日に観戦。「大谷さんと(マイク)トラウトさんの2人がすごくて、めちゃくちゃ盛り上がった。前の席のおっちゃんとハイタッチで、イェーイってやりました(笑)」と、現地の興奮ぶりを伝える。その24日の試合は、阪神タイガースから移籍した藤浪晋太郎が所属するオークランド・アスレチックスと乱打戦を展開。10-11でエンゼルスは敗れたが、計8本のホームランが飛び出す白熱の試合となった。渋野は「アメリカでは野球しか見たことがない。バスケやアメフトもタイミングをみて今年は行きたいですね」と他競技への関心も示した。
そして、同じ日には畑岡奈紗も現地を訪れた。今回が2度目のエンゼル・スタジアムだったが、前回は大谷が出場していなかったこともあり、初めてそのプレーを目にした。昨年、今週の会場となるウィルシャーCCで行われた「DIOインプラントLAオープン」を制し、“コース連覇”を狙う畑岡もいい息抜きができたようだ。
日頃からトレーニングを積極的に行う畑岡は、こんな感想も。「どうしても(日本人と外国人では)体格差が出てしまうと思うんですけど、そのなかでも逆に大谷さんが目立つくらいだった。体作りをしっかりしているんだろうなと思って、すごくいい刺激になりました」。今年で米ツアー7年目の畑岡が、これまで感じてきたであろう海外選手とのギャップ。それを見事に埋めている姿が特に印象に残ったようだ。
勝みなみも月曜日に観戦し「ファンも熱いし、ひさしぶりに観客として熱くなれました。そうやって自分を高めるのは大事。ゴルフの調子にも影響しますね」とご満悦だった様子。“大谷パワー”を得て、今週のコースで躍動する日本勢の姿に期待したい。
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