石川遼のアプローチレッスン「バンカーショット誰でも打てる、真似できる」(動画あり)
実際にボールを打ってズレを直す
次に、線の左側に実際にボールを置いて打ってみます。
さっき確認した重心と最下点を意識して、打つときにはクラブのフェースを入れるところを大事にします。
実際に打ってみると、手前に入ってしまったりして、キャリーが出なかったりすると思います。そういうときに、自分のイメージしている最下点と実際の最下点のズレがなぜ起きてるのかというのを、このドリルで直してほしいんですね。体重の位置や頭の位置など、いろいろあると思います。
目をつぶっても同じところに入るくらいに安定した最下点を作るためには何が必要かというと、やはり安定した下半身、体の真ん中があまり動かないような感覚です。
ヘッドはすごく運動するけれども、体の中心はグラグラ動いたり、伸び上がったりもしないというのが非常に大事だと思います。たとえば左足のカカトも、バックスイングで上げる必要もないかなと。
フェースは開き方よりも入れる位置が重要
それから、プロや上級者の方を見てると、やはりフェースを開いてスイングも早く振るというイメージがあると思います。
ただ、これはサンドウェッジなんですけど、56度から60度ぐらいロフトがありますから、実際はあまり開かずに打ってもボールは2mくらい余裕で上がります。
もちろんアリソン・バンカーのような3mほどある高いアゴのバンカーでは、フェースを開いて上を見るような感じで打つこともあります。でもほとんどのバンカーでは、全くフェースを開かずに小さな振り幅で打っていけるんですね。
フェースを入れる位置をいかにコントロールするかっていうところが一番重要です。極論全くヘッドスピードがなくても、いいところに入れられれば、ボールはきれいに飛んで行きます。
どのクラブでも距離感とフェイスコントロールを大切に
どのクラブで打つにしても、やはり距離感とフェイスコントロールが非常に大事になってきます。
僕は「ボールにいかにきれいに当てるか」よりも、やはり手で投げる感覚を持って距離感を磨いていって欲しいなと思います。「トップした」「ダフった」というのはそこまで気にしないでいただきたいなと。そこを気にしてしまうと今度はボールだけに集中してしまうので、距離感と方向性を、本当に物を投げるような感覚で身につけていっていただきたいなと思っています。
この続きは下記の動画からご覧になれます。
※リンク先はALBA TVのサイトに飛びます
display: inline-block;
background:#D22024;
color: #fff;
padding: 16px 45px;
text-decoration: none;
border-radius: 30px;
a:hover{font-weight:bold;text-decoration:underline;color:#fff;}
}
石川遼のシリーズ動画
table.column_table { border-collapse: collapse;width:100%;} .column_table th {background-color:#555;padding:8px;text-align:center;font-weight:bold;border-right: 1px solid;color:#FFF;} .column_table tr:nth-child(even) {background-color: #F7F7F7;} .column_table tr:nth-child(odd) { background-color: #fff;} .column_table td { font-size:auto;border: solid 1px #B7C6CC; padding:4px;word-break: break-all;font-weight:normal;} .column_table td a{ color: #1d39af;}.column_table td a:hover{font-weight:bold;text-decoration:underline;}
話数 | 石川遼 遊んで覚えるアプローチ |
---|---|
#1 | フェースコントロールの身につけ方 |
#2 | 下手投げの感覚で寄せる |
#3 | スピンをかける極意 |
#4 | ロブショット本当のコツ |
#5 | バンカーショット誰でも打てる、真似できる!★本記事の動画はコチラ★ |
#6 | 高難度バックスピン技! |
#7 | 悪いライからロブを打つ |
#8 | 初心者用バンカーの打ち方 |
Follow @ssn_supersports