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マンデーを突破した石川遼の弟・航は姉・葉子さんとコンビで「まずは予選突破」

石川航(写真左)のキャディを務める葉子さん(写真右)(撮影:ALBA)

<フジサンケイクラシック 事前情報◇29日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇ 7424ヤード・パー70>
 
今大会2勝をしている石川遼の弟・航が昨日行われたマンデートーナメント(主催者推薦選考会)をイーブンパーの4位タイで突破。本戦への出場を決めた。今日は18ホールを練習ラウンドし、コースチェックを行った。

マンデートーナメントでのプレーは、「前半3オーバーだったのですけど、後半3アンダーで回ることができた。スイングをちょっと修正して、後半に従って良いショットを打てていたので、本戦もこの調子で頑張りたい」と初出場となる大会に意気込む。
 
そして相棒のキャディは、遼の妹で、航の姉にあたる葉子さんが務める。先週、福岡で行われた「Sansan KBCオーガスタ」では葉子さんは兄のキャディバックを担いでいる。葉子さんの起用は「マンデー通ってからなので、キャディさんを押さえることができていなくて」と急きょ決定。そのため、葉子さんはきょう入れていたゴルフの予定をキャンセルすることになった。「すごい何でも話せる仲の良い兄弟なので、やりやすい感じでできるのかなと思います」と、航にとってはこれ以上ない頼もしい存在だ。
 
兄の遼は、2009年と10年に連覇を果たしている舞台。小学生だった航はあまりその当時のことは覚えていないようだが、「パッティングがキーになるコースだと思うのですけど、繊細なタッチとかは兄はうまいなと思うので、僕もしっかり合わせられるようにに練習したい」と話す。
 
2戦前の「横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜」で今シーズン初の予選を突破するも、前週のKBCオーガスタでは2日目に「78」を叩き、予選落ちを喫した。「横浜で自信がつきかけていたのですが、先週でその自信が打ち砕けてしまった。今週はまず予選を突破したい」と目の前のプレーに集中する。(神吉孝昌)

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